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2,530 円(税込)
子宮頸部(膣部)では日常診療で必ず観察する見慣れた部位であるが、その観察は膣部ビランの有無程度を見る位であまり深い関心を示さないことが多い。しかし、子宮内腔への入口でもあり出口でもあるこの部位は産婦人科臨床にとって誠に重要である。子宮膣部は実にダイナミックな変化をする部位である。女性ホルモンに敏感に反応し、幼少期、思春期、性成熟期、更年期において大きな変化をすることはご承知の通りである。妊娠経過中のこの部位の変化は、産科学的にも誠に重要である。感染症にみても子宮頸部は非常に興味深い。
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