医療危機管理

出版社: MEDSi
著者:
発行日: 2001-05-01
分野: 医学一般  >  制度(法/経済)
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商品紹介

医療危機管理においては、法律の立場からの助言とサポートが必須である。本書では、この分野に造詣の深い須賀 貴弁護士に付章「医療過誤訴訟を通してみた医療危機の実態」を執筆していただいた。須賀弁護士には本書の出版趣旨をご理解いただき、医療訴訟の現状について述べてもらうと同時に現代医療のあるべき姿についても法律の専門家の立場から提言してもらった。医療危機管理システムの構築に大いに役立つと思う。

目次

  • 医療危機管理
    著/安達秀雄

    ―目次―
    (1)医療危機管理の目的
    1.疾病のリスクと医療危機管理
    2.リスクとリスクマネジメント
    3.クライシスとクライシスマネジメント
    (2)欧米における医療危機
    1.米国
    2.英国
    3.オーストラリア
    (3)日本における医療危機
    1.繰り返す医療事故
    2.医療事故訴訟の増加と警察の対応
    3.医療事故の発生頻度
    4.各団体の取り組み
    (4)医療危機の発生プロセスとヒューマンファクター
    1.手術患者の取り違え事故
    2.消毒剤誤投与事故
    3.事故の発生要因とヒューマンエラー
    (5)医療危機の発生要因
    1.圧倒的に立ち後れた安全意識と安全管理
    2.危機管理意識の欠如
    3.医療の進歩と対象疾患、対象患者の拡大
    4.仕事、労働内容の変化
    5.医学教育、研修体制の不備
    6.社会、経済体制の変化
    (6)医療危機管理の実際
    1.医療事故の現状と防止対策
    2.安全管理体制の確立
    3.ハイリスクエリアにおける危機管理
    4.リスクマネジメントと医療の質の向上
    5.危機管理におけるリーダーの役割
    6.医療危機管理学の必要性
    「付章」医療過誤訴訟を通してみた医療危機の実態
    1.医療過誤と医療危機
    2.医療訴訟(民事)の現状
    3.緊急疾患に関する鑑別診断の重要性
    4.医療訴訟における民事・刑事責任
    5.まとめ

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