チーム医療の起爆剤として、患者へのインフォームド コンセントのツールとして、導入が進むクリニカルパス。米国ではクリニカルパスは病院経営の観点から普及しましたが、我が国では治療 看護の標準化やチーム医療の推進、患者中心の医療の展開リスクマネジメントの改善など医療の質の向上を目的として21世紀の医療改革には必須と考えられています。本特集では消化器外科病棟におけるクリニカルパスについて、作成のポイントや運用上の注意点、評価 改善の方法など、ナースが知っておきたい実践的知識をパスの実例とともにご紹介します。