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2,724 円(税込)
日本に花粉症はないと言われていたのは昭和30年代前半までであった。昭和36年荒木英斎先生は、初めてアレルギー学的に実証したブタクサ花粉症を報告し、わが国における花粉症研究の先鞭をつけた。その後、昭和39年に齎藤洋三先生らが日光においてスギ花粉症を発見したことはよく知られている。当初はスギ花粉症も罹患率は低く、症状も高度ではなかったようであるが、昭和50年代に入ると、とくに昭和54年のスギ花粉の大量飛散によって患者数が急増したことから、一躍注目を浴びる疾患となった。(「日本の花粉症」より)
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