近年、医学・薬学及びその関連領域においても情報量は著しく増加し、これに伴い新しい用語も増えております。そしてこれらの用語は、これを簡略化した略語に置き換えて使うのが便利ですし一般科しています。略語は便利なものですから、専門分野のみならず、一般社会においても毎日見開きする新聞、雑誌、テレビ、ラジオの中でも数多く略語が使われています。このような中で、普段なじみのない略語が突然出てくると戸惑ってしまい、なんだかさっぱりわからず、ついていけないということになります。本書はそのようなときに役立つように作成したものです。つまり、見聞きした略語の原語が何で、それがどんなことかを簡潔に示したものです。凡例に収録範囲として書かれておりますように、医学・薬学及びその関連領域が中心ですが、パソコンの著しい普及により、情報を扱う上ではパソコンが欠かせないものとなった今、コンピュータ・通信関係の略語も多々見聞きしますので、それらも収録しました。(「まえがき」より)