喘息治療におけるβ刺激薬

出版社: メディカルレビュー社
著者:
発行日: 2002-07-01
分野: 臨床医学:内科  >  呼吸器一般
ISBN: 4896004787
書籍・雑誌
≪全国送料無料でお届け≫
品切れ

5,170 円(税込)

商品紹介

気管支拡張剤のなかでもβ刺激薬は効力が最も強力で、かつ即効性があり、その有用性は広く認められ、内外の喘息のガイドラインでもfirstlineの薬として位置付けられている。高峰譲吉らによるアドレナリンの分離精製以来一世紀が経ったが、この100年間β刺激薬以上に強力な気管支拡張剤はまだ出ていない。そして現在でも、さらに有効な新しいβ2刺激薬やいろいろな剤型のβ2刺激薬の研究開発の努力が続けられている。これらのβ2刺激薬を臨床的に安全に正しく使い、その有用性を最大限に発揮させるためには、使用する医師自身が、その基礎から臨床まで広く理解しておく必要がある。本書では、β2刺激薬に関する最新の基礎的研究や、喘息を理解するうえでβ2刺激薬をどのように使えばよいか、その位置付けについて、また、β2刺激薬の有する問題点は何か、などβ2刺激薬をめぐって多方面から専門の先生方に解説していただいた。(「序文」より)

目次

  • 喘息治療におけるβ刺激薬
    宮本昭正・眞野健次/監
    《345ページ》

    ―目 次―

    序章 喘息治療におけるβ刺激薬の歴史

    第I章 β受容体の分子生物学とβ刺激薬の作用機序

    第II章 β刺激薬の気道組織に対する効果
    1 気道平滑筋/炎症細胞/血管透過性口唇抑制作用
    2 神経/mucocilliary trasport

    第III章 β刺激薬のpharmacokinetics(短時間作用型と長時間作用型)

    第IV章 β刺激薬の気管支拡張作用(短時間作用型と長時間作用型)

    第V章 β刺激薬の副作用

    第VI章 β刺激薬と耐性

    第VII章 β刺激薬の臨床
    1 成人喘息
    2 小児喘息

    第VIII章 β刺激薬の吸入技術の問題

    第IX章 喘息治療におけるβ刺激薬の位置づけ
    1 成人喘息
    2 小児喘息

    第X章 COPDの治療におけるβ刺激薬の位置づけ

最近チェックした商品履歴

Loading...