G.M.老年医学 40/8 8月号

出版社: ライフ・サイエンス
発行日: 2002-08-01
分野: 臨床医学:内科  >  雑誌
雑誌名:
特集: 高齢者と褥瘡―予防とケアの技法
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商品紹介

褥瘡は予防が肝要であるが、すべての患者に完璧な予防策を講じることは困難であるので、褥瘡のリスク評価をしたうえで、患者ごとに適切な体位変換、体圧分散などの圧管理を徹底する必要がある。我が国の実状に応じたリスクアセスメントの手法が褥瘡学会で検討され、近い将来公表される予定である。既にガイドラインでは理にかなった圧管理、スキンケア、栄養管理などが示されているので医療チームとして励行を心がけるべきである。さらに褥瘡が発生してしまった場合にも、創傷治癒理論に基づく新しい潰瘍治療薬やドレッシング材が数多く上市されており、創面評価に基づいて使い分けることが求められる。褥瘡学会からは、既にDESIGN分類という創面評価法が発表されており、厚生労働省の褥瘡診療計画書にも反映されている。これらの褥瘡をめぐる現況を踏まえ、本特集では高齢者診療に携わるすべての医療従事者に有用な褥瘡の予防とケアの技法をまとめていただいた。(「巻頭言」より

目次

  • 老年医学 40/8 8月号

    ―目 次―

    特集 高齢者と褥瘡―予防とケアの技法

    巻頭言:高齢者と褥瘡―予防とケアの技法
    1.褥瘡の発生機序
    2.褥瘡のリスクアセスメント
    3.褥瘡の予防と管理
     1)体位変換・圧管理
     2)スキンケア
     3)栄養管理―特に血清アルブミンおよびヘモグロビンのカットオフ値について―
    4.褥瘡の分類と創面評価
    5.急性期褥瘡の局所治療
    6.慢性期褥瘡の局所管理
     1)創面の清浄化
     2)創傷治療の促進
     3)創傷被覆材の使い方
     4)困惑する褥瘡の治療(ポケット、MRSAなど)
    7.在宅での褥瘡ケアの問題点
    8.褥瘡をめぐる社会的諸問題―褥瘡対策未実施減産について―

    Case Report
    1.大動脈弁置換術後に発生したポケットをを有する仙骨部褥瘡に対する保存的療法
    2.薬物療法が奏効した症例
    3.薬物療法が奏効した症例

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