内科 91/3 3月号

出版社: 南江堂
発行日: 2003-03-01
分野: 臨床医学:内科  >  雑誌
雑誌名:
特集: 新世紀の心不全診療―診断と治療の最適化を目指して―
書籍・雑誌
≪全国送料無料でお届け≫
取寄せ目安:8~14営業日

2,530 円(税込)

商品紹介

社会の高齢化は、虚血症心疾患とこれを背景とする慢性心不全の増加を意味する。慢性心不全は急性心不全の慢性化ではなく、運動耐容能の低下による呼吸困難、浮腫、肝腫大、発汗などの全身の症状を伴う独自の病態である。かつて心不全の病態は心臓の収縮力低下による末梢組織の血流不全が重視されていた。しかしながら、左室駆出率は保たれていても著明に低下していても全身状態の良好な心不全症例だけが注目されるようになった。・・・。(Editorialから)

目次

  • 内科 91/3 3月号

    ― 目次 ―

    特集 新世紀の心不全診療―診断と治療の最適化を目指して―
    特集 新世紀の心不全診療―診断と治療の最適化を目指して―
    <Editorial>
     心不全診療の現状と問題点―診療の最適化をいかに達成すべきか
     心不全診療の現状と問題点―診療の最適化をいかに達成すべきか
    <Special Article>
     心不全の病態概念と治療法の変遷

    <心不全の病因・病態研究の最前線>
     不全心筋の病因遺伝子
     心筋細胞内カルシウムハンドリング異常―分子生物学から分子生理学へ
     心筋機能障害とサイトカイン
     心筋線維化の機序

    <心不全診断の進歩>
     心不全の「存在診断」―鑑別を要する疾患と鑑別のポイント
     心不全の重症度評価―実際的なアプローチ法とは
     非侵襲的心機能検査法の進歩
       心エコー
       核医学的検査,CT,MRI
     液性因子血中濃度測定の意義

    <心不全治療の新展開>
     心不全治療の新戦略―新しいAHA/ACCのガイドラインとわが国の現状
     急性心不全と慢性心不全―薬物療法の正しい手順
     ACE阻害薬とARBの最新の使い方
     β遮断薬導入の実際と注意点
     強心薬の今日的意義―ジギタリスから開発中の強心薬まで
     不整脈治療の実際―どこまで治療すべきか
     運動療法の効果―心不全の病態をどこまで改善させるのか
     心不全の外科治療
     心不全と再生医療―心筋細胞再生の試み
      
    <トピックス>
     高齢化社会と心不全―老年者心不全の実態
     心不全と呼吸障害
     酸化ストレスと心筋機能障害
     心不全診療のIT化―データベース構築の試み

    「座談会」
     21世紀の心不全診療の展望

最近チェックした商品履歴

Loading...