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薬毒物分析実践ハンドブック ―クロマトグラフィーを中心として―

出版社: じほう
著者:
発行日: 2002-07-01
分野: 薬学  >  薬学一般
ISBN: 4840730040
書籍・雑誌
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9,900 円(税込)

商品紹介

本書では、実際に各薬毒物分析を手がけている各方面のエキスパートに分担してもらい、2001年の4月頃に執筆依頼し、脱稿期限が8月という強行軍であった。それにもかかわらず、わざわざ実験を再現確認して執筆して頂いた先生方も多かったと聞く。さらに、できあがった原稿を見ると大変立派な大作が多く、これにも感動させられた。本書の主旨として、分析化学に多少とも携わる実験者であれば、必要に応じてすぐに目的物質の分析にとりかかることができるようにアレンジしたつもりである。したがって、ごく最近専門雑誌に発表され、評価の定まっていない先駆的な方法や、扱いがやや難しい抽出法などはなるべく避け、少数の例外を除けば、分析機器もGC、HPLC、GC/MC、LC/MSまでとした。また、呈色反応による薬毒物の簡易検査法はごく最近成書として出版されたため、ほとんど省略し、本書はクロマトグラフィー分析を主体に構成されている。(「序」より)

目次

  • 薬毒物分析実践ハンドブック ―クロマトグラフィーを中心として―
    鈴木修・屋敷幹雄/編

    ―目 次―

    I 総論

    1 検査試料の取り扱い
    2 代謝試料
    3 薬毒物分析の落とし穴と留意点
    4 抽出法
    5 検出法
    6 日本中毒情報センターが開発した中毒起因物質診断補助システム
    7 日本中毒情報ネットワーク(poison-net)の活用
    8 臨床薬毒物分析における問題点
    9 化学兵器剤と関連化合物の分析

    II 各論

    1.揮発性物質
    一酸化炭素
    硫化水素と代謝物
    青酸
    メタノール・ギ酸
    エタノール
    クロロホルム・ジクロロメタン
    トルエン・ベンゼン・キシレン・スチレン
    亜硝酸エステル類
    ガソリン・灯油成分

    2.規制薬物類
    覚せい剤と代謝物
    大麻主成分と代謝物
    モルヒネと類似物質
    コカインと代謝物
    ペンタゾシン
    リセルギン酸ジエチルアミド(LSD)

    3.向精神薬類と催眠薬
    フェノチアジン系薬物
    ブチロフェノン系薬物
    三環系・四環系抗うつ薬
    ベンゾジアゼピン系薬物
    ブロムワレリム尿素
    バルビツール酸系薬物

    4.一般医薬品類
    ジフェニルメタン系抗ヒスタミン薬と類似体
    プロピオン酸系解熱鎮痛薬
    アセトアミノフェン(バラセタモール)
    アセチルサリチル酸(アスピリン)
    抗てんかん薬
    筋弛緩薬
    β遮断薬
    局所麻酔薬
    サリチル酸

    5.日用品
    次亜鉛素酸
    塩化ベンザルコニウム
    染毛剤
    ペルメトリン
    ホウ酸
    ナフタレン(防虫剤)
    パラジクロロベンゼン(防虫剤)
    エチレングリコール

    6.自然毒とアルカロイド毒
    トリカブト毒
    きのこ毒
    ふぐ毒
    メチルキサンチン誘導体(カフェイン・テオフィリンなど)
    ニコチン・コチニン
    チョウセンアサガオ(トロパンアルカロイド)
    キョウチクトウ毒

    7.農薬
    GC/MSによる農薬の一斉分析法
    有機リン系農薬
    グルホシネート・グリホサート
    カルバメート系農薬
    パラコート・ジクワット
    クレゾール
    ダイアジン・トリアジン系除草剤
    クマリン系殺鼠剤・抗凝固剤

    8.その他
    サリンと分解産物
    VXと分解産物
    アジ化物
    ヒ素化合物とその他の無機毒物
    硝酸・亜硝酸

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