医業経営を革新する実践基本ポイント80
商品紹介
これからの医療制度は医療機関が診療単価を自由に設定できる規制緩和・競争期に入り、自由価格制に移行する時代に入ることが想定されますことから、これまでの概念を大きく変えて臨まなければなりません。現在の医療制度の問題点としては、非競争的な制度と非効率的な提供体制が世情から指摘されていることにあります。すなわち、医療制度そのものの規制緩和と医療機関の自己責任による質の向上の観点が改革の方向に進まざるを得なくなっていることをしましています。（「はじめに」より）
目次
- 医業経営を革新する実践基本ポイント80
新野武宣／著
―目 次―
第１章 医療理念と基本戦略
1 経営理念（医療理念）の進め方
2 医療倫理と医療理念の再構築を
3 経営者としての資質を醸成しよう
4 経営者は言動と行動には責任を持って
5 経営者のモラルは厳しく
6 事業体の医療観と社会観の確立を
7 事業体の公共性を忘れるな
8 あるべき姿の医療の質とは
9 情報の選択は経営のエキス
10 情報の収集と管理の徹底を
11 情報を活用し危機管理を進めよう
12 広報と広告を活用しよう
13 経営指針作成準備作業を大切にしよう
14 方針管理は病院全体で取り組むべし
15 経営方針の構成要素を確認しよう
16 医療方針の策定はプライドを捨てて
17 経営方針の算定は職員全員で
第２章 医療機能と運営機能
18 経営を環境に適合させよう
19 環境対応型の経営を進めよう
20 現状分析を徹底的に行なおう
21 医療圏分析を経営戦略に直結させよう
22 経営管理の考え方を見直し収益を確保しよう
23 経営計画（短期・中期・長期）の考え方
24 自院の機能を内外に公表しよう
25 機能の明確化とレベルアップを図ろう
26 自主的な機能評価に取り組もう
27 地域ニーズを把握し、的確に対応しよう
28 自院に潜む競争相手を払拭しよう
29 環境変化を把握・分析できる能力を身に付けよう
30 病院内外の状況を分析し目標と計画設定へ
31 経営者の資質が活性化を生む
32 経営者層はハートラウンド・プレイを
33 中間管理職者の行動規範を見直そう
34 経営者は職員と連携プレイで組織を活性化させよう
35 明るい職場作りで人材確保と獲得を
36 人材確保と獲得の条件
37 時代遅れの管理体制を排除しよう
38 組織の有機化とその展開のポイント
39 快適に働ける職員アメニティを
第３章 人づくりと活性化
40 職員定着への条件
41 日常の職員像を明らかにしよう
42 人事管理と職員の関連付け
43 人材育成のA・B・C
44 経営と職員教育は背中合わせ
45 職員の能力向上の考え方
46 教育・学習を徹底しよう
47 職員の資質向上に教育研修を
48 教育研修の進め方
49 教育研修方法の選択肢を準備しよう
50 教育研修対象者を設定しよう
51 研修効果の評価とフォローを徹底しよう
52 教育研修効果向上のポイント
53 患者ニーズを反映したアメニティ
54 組織風土を決める四つのポイント
55 事務長の役割の大小が組織を決める
56 事務長の要件と職務
57 事務長に期待する五つの機能
第４章 積極経営
58 個性と特徴が発揮できる体制を整えよう
59 経営資源をスクラップ&ビルドしよう
60 組織の活力源で運営を善循環しよう
61 職員は建前論では動かない
62 弾力性のある組織風土を作りあげよう
63 日常業務の合理化・効率化の推進を
64 資金管理を徹底しよう
65 財務管理体制の充実
66 管理会計を徹底しよう
67 原点に立ったサービス内容を
68 資源を最大活用した経営を行なおう
69 日常の危機管理（リスクマネジメント）を徹底しよう
70 リスク管理を正面視しよう
71 機能の位置づけ
72 機能評価と経営のバランスシート
第５章 地域とマーケット・イン
73 相互信頼のもとに関係機関との連携を
74 積極的経営を進める院内外のポイント
75 地域との融和を図ろう
76 HIと環境が業績に与える影響
77 社会的貢献を実践しよう
78 次工程はお客様の思考で
79 医療にもマーケット・インを
80 医療制度改革と病院経営の道標
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