高脂血症テキスト 正しい知識と管理・治療

出版社: 南江堂
著者:
発行日: 2002-08-10
分野: 臨床医学:内科  >  内科学一般
ISBN: 4524222626
書籍・雑誌
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3,080 円(税込)

商品紹介

いまや、高脂血症と動脈硬化の関連性が明らかになった以上、高脂血症の原因を理解し、十分な対策を立てることが大切です。そして、最近の薬剤を用いた研究の結果、高脂血症の治療により、動脈硬化性疾患を予防することが可能であることがわかってきたのです。したがって、医療サイドとしては、できるだけ早期に高脂血症の診断をして、動脈硬化性疾患の予防対策を立てる必要があります。また、高脂血症の多くは無症状ですので、患者さんには治療の重要性を理解してもらう必要があります。そのためには、医療サイドとともに患者さんも高脂血症に関する十分な理解が必要です。幸い、高脂血症の分野は、その検査法も急速な進歩をみせ、保険でもその大半はカバーされています。(「序文」より)

目次

  • 高脂血症テキスト 正しい知識と管理・治療

    ―目 次―

    1 高脂血症を理解するために

    1 血清コレステロール
    2 トリグリセリド
    3 高比重リボ蛋白コレステロール(HDL-C)
    4 低比重リボ蛋白コレステロール(LDL-C)
    5 リン脂質
    6 遊離脂肪酸
    7 アポ蛋白
    8 リポ蛋白リパーゼ(LPL)
    9 LCAT
    10 コレステロールエステル転送蛋白(CETP)

    2 高脂血症関連物質とその測定法

    A 血清脂質、リポ蛋白の測定
    B 血清脂質、リポ蛋白測定上の注意
    C 血清リポ蛋白とは
    D リポ蛋白の種類と性質
    E 血清アポ蛋白
    F アポ蛋白の機能と疾患
    G 脂質関連酵素とは
    H 血清脂質・リポ蛋白の代謝

    3 高脂血症で起こる病気

    1 心筋梗塞
    2 狭心症
    3 脳梗塞
    4 大動脈瘤
    5 間欠性跛行と壊疽
    6 急性膵炎

    4 高脂血症の症状

    1 サイレントキラー
    2 黄色腫
    3 角膜輪
    4 乳び血清

    5 高脂血症が起こるメカニズム

    1 高コレステロール血症のメカニズム
    2 食事由来コレステロールの寄与
    3 肝臓でのコレステロール合成
    4 リポ蛋白受容体による異化機構
    5 高トリグリセリド血症のメカニズム
    6 混合型高脂血症のメカニズム
    7 HDL-Cが変動する

    6 高脂血症を起こす病気

    A コレステロールが高くなる病気
    B トリグリセリドが高くなる病気
    C 薬剤性高脂血症
    D 原発性高トリグリセリド血症

    7 高脂血症と動脈硬化

    1 動脈硬化とは
    2 動脈硬化の検査
    3 動脈硬化発症のメカニズム
    4 動脈硬化の危険因子とは
    5 危険因子のスコア化
    6 コレステロールについての疫学的証拠
    7 HDL-Cに関する疫学的証拠
    8 トリグリセリドに関する疫学的証拠
    9 日本の危険因子研究
    10 実験的証拠
    11 治療による証拠(予防試験

    8 高脂血症の治療

    A 治療は必要でしょうか
    B 治療の原則
    C 食事療法
    D 運動療法
    E 薬物療法
    F 特殊療法

    9 食事献立

    A 一週間の食事献立
    B 外食が多い人の場合の食事
    C 海外出張が多い人の場合の食事

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