外国人患者診療･看護ガイド
商品紹介
本書の前身とも言うべき『外国人患者診療ガイドブック』を出版させていただいてはや8年になる。同書の内容が理論中心であったこと、そして時の経過とともに現在の状況とそぐわない面が少しずつ現れてきたこと、外国人医療に関する系統だった教科書的書籍が現れないことから、この数年改訂を考えてきた。本書は内容を理論編と実践編に分け、ベッドサイドや外来で使いやすいようにと、情報を満載したポケットサイズに改めた。（「はじめに」より）
目次
- 外国人患者診療・看護ガイド
―目 次―
I 理論編
１．日本の国際化と外国人医療をめぐる現状
２．外国人医療を理解するうえで必要な単語の説明
３．診療システムの違いについて
４．言語の問題に対応するには
５．外国人も利用できる日本の医療・福祉制度
６．外国人医療に関して医療機関が利用できる制度―外国人未払い医療費補填事業
７．民間損害保険、海外民間保険を持った患者の受け入れについて
８．公的保険を持たない患者の診療―自費診療について
９．医療分野における宗教による制限、気をつけるべき事柄
１０．外国人と精神科医療
１１．外国人女性から出生した乳児の国籍と諸手続
II 実践編
１．外国人にやさしい医療機関とは
２．受け付けで気をつけるべきこと
３．日本語がどうしても通じないときにどうするか
４．通訳―上手な使い方と落とし穴、限界
５．通訳―国籍が同じでなくても意外なところにいることがある
６．文字が読めない人々の存在に気をめぐらす
７．患者が診察室の中に入ってきたら
８．予約日になかなか来ない、症状が改善すると来なくなる、なぜか？
９．中国からやってきた人が大病院を選ぶのはなぜか？
１０．医療費支払いに不安を抱えた患者に対する対応―医療費の未納が発生しないように
１１．医療費の未納が発生してしまったら
１２．国民健康保険をめぐるトラブル
１３．薬の処方に関するトラブル
１４．薬の使用に関するトラブル
１５．治療の嗜好に関するトラブル
１６．予防接種に関するトラブル
１７．入院に際して
１８．病院食をめぐる諸問題
１９．入浴に関するトラブル―入浴よりもシャワーを毎日
２０．手術や麻酔に関するトラブル
２１．同室の日本人とのトラブル
２２．入院期間―欧米人からみたら長い入院期間、東南アジアの人からみたら短い入院期間
２３．患者が死亡した場合に気をつけるべきこと
２４．帰国に関連して
２５．外国人からの頼みごとをめぐるトラブル
２６．外国人とエイズ
III 資料編
１．外国人の在留資格と在留期間
２．永住申請の際の健康診断書
３．特定非営利活動法人 AMDA国際医療情報センター
４．在日外国公館
５．全国主要国際交流団体
６．外国人在留総合インフォメーションセンター（入国・在留の問い合わせ）
７．海外からの医療相談を実施している団体・企業
８．外国人医療・国際医療お役立ちホームページ
９．エイズ関連お役立ちホームページ
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