出版社: | 医薬ビジランスセンター |
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著者: | |
発行日: | 2002-09-01 |
分野: | 薬学 > 薬学一般 |
ISBN: | 4901402102 |
抗生物質治療ガイドライン改訂版(原著11版:2000年の翻訳)をお届けする。今回追加情報が多かったために、思いのほか増ページとなった。第11版も基本的な編集方針は踏襲され変更はないが、原著第11版の序に述べられているように、第10版よりも、耐性菌防止のための原則、市中肺炎や院内感染肺炎に関するまとめの表、歯科治療に関して、予防使用を必要とする処置必要としない処置を区別した表、抗生物質による害作用をまとめた表、小児用量の表などが充実した。とくに小児用量の表は、単に上限と下限だけでなく、疾患別/菌種別に第一選択薬剤とその用量が記載され、最大は大人用量であるので、大人の疾患別/菌種別第一選択薬剤とその用量の表としても使用できるようになっている。原著第11版が刊行された頃には、アメリカでの炭疽菌事件は起きていなかったが、すでに生物学的兵器になりうる物質についての資料を1章設けて詳細に解説するなど、先見的である。」(「監修者序」より)