別冊「医学のあゆみ」医療リスクマネジメントに向けて
出版社: |
医歯薬出版 |
著者: |
|
発行日: |
2003-08-26 |
分野: |
医学一般
>
雑誌
|
雑誌名: |
|
特集: |
医療リスクマネジメン |
目次
- 別冊「医学のあゆみ」医療リスクマネジメントに向けて
―目次―
第1章 医療事故防止のためのリスクマネジメント
2.患者取り違えに対するリスクマネジメント―トライポッド理論による分析
●患者取り違え事故の分析
●患者取り違え事故以後の取組み
3.医薬品をめぐるリスクマネジメント
●調剤時のエラー実態分析
●発生原因の分析
●投薬エラー防止対策
●投薬エラー発生時の対応
4.輸血におけるエラーマネジメント
●輸血事故分類
●事故要因
●事故対策
●ヒューマンファクター
5.輸液ミスに対するリスクマネジメント
●輸液ミスの発生頻度
●輸液ミスのエラー内容
●背景要因の分析
●対策―1年間の実例より
6.針刺し事故に対するリスクマネジメント
●針刺し事故の予防に関する一般的な注意事項
●針刺し事故が起こってしまった場合の対応
7.感染に対するリスクマネジメント―とくに院内感染対策を中心に
●院内感染のリスク
●感染のリスクマネジメント
8.転倒・転落事故に対するリスクマネジメント
●転倒・転落の発生頻度
●年齢とエラーとの関係
●時間帯とエラーとの関係
●発生状況とエラーとの関係
●患者の身体状態とエラーとの関係
●診療科とエラーとの関係
●背景要因の分析
●予防対策
9.麻酔事故に対するリスクマネジメント―麻酔は本質的に危険を伴う
●麻酔事故に対するRMの考え方
●麻酔事故防止のための具体的な留意事項
10.周術期におけるリスクマネジメント―病院および看護部の組織としての取組み
●手術前のリスク回避のための患者管理
●手術室におけるリスクマネジメント
●医療事故発生時の対応
11.周産期におけるリスクマネジメント
●周産期における医療事故
●具体的な事例
●リスクマネジメントの取組み
第2章 各部署における医療リスクマネジメント
12.看護部におけるリスクマネジメント
●看護部の事故が多いのはなぜ?
●事故の分類
●医療事故防止対策
13.薬剤師業務におけるリスクマネジメント―リスクマネジメントにおける薬剤師の役割
●薬剤部におけるリスクマネジメントの実際
14.検査部におけるリスクマネジメント
●患者を対象とした部門
●検体検査部門
●院内感染予防と感染症情報
●輸血検査部門
●病理検査部門
●緊急検査の日当直業務
●情報システムとの連携
●感染防御と医療廃棄物処理
●遺伝子検査
●検査に関連する医療事故の現状
●今後の課題
15.手術部におけるリスクマネジメント―基本的チェック項目とそのポイント
●術前訪問の重要性
●患者移送に伴う事故防止
●手術部位誤認防止
●体位,圧迫による神経・皮膚障害防止
●異物(ガーゼ,器具)遺残防止
●薬品管理
●医療ガス・電気・空調の管理
●洗浄,滅菌
●ME機器の取扱い
●事故防止管理体制
16.臨床工学部門におけるリスクマネジメント―施設設備を含めたチーム医療として
●医療事故と臨床工学業務
●臨床業務におけるリスクマネジメント
●医療機器のリスクマネジメント
●設備環境とリスクマネジメント
●チーム医療とリスクマネジメント
17.放射線科におけるリスクマネジメント
●放射線科におけるリスク
●リスクマネジメント
●インフォームドコンセント
第3章 医療リスクマネジメントシステムの確立
18.医療リスクマネジメントシステム確立の留意点―国立病院・療養所における取組み
●リスクマネージメントマニュアル作成指針の概要(厚生労働省)
●国立国際医療センターにおける取組み
19.医療リスクマネジメントのためのマニュアル作成
●マニュアル作成における留意点
●マニュアル作成の実際
20.医療安全のための“相互チェック”―国立大学の附属病院における試み
●医療安全の“相互チェック”とは
●成果
●特徴
●応用
●今後の問題点
第4章 アメリカに学ぶ医療リスクマネジメント
21.アメリカの患者安全性改善対策
●アメリカの大学医学部の構成,医学生臨床医学教育制度,および大学病院や研修医養成認定病院における研修医養成制度
●病院委員会(Hospital Committees)の構成と,その活躍によるリスクマネジメント―院内病院機能ならびに医師・看護師の質評価機構
●病院内臨床カンファランス(Hospital Clinical Conferences)