血液疾患のとらえかた

出版社: 文光堂
著者:
発行日: 2001-01-01
分野: 臨床医学:内科  >  血液
ISBN: 9784830614149
書籍・雑誌
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7,700 円(税込)

商品紹介

血液疾患全般について,診療の現場で直面する主訴・症状などの背景,成り立ち,進展メカニズムを,臨床に即して読み物風にわかりやすく解説.「発熱―感染だけが熱の原因ではない」「らくらく検査―末梢血からこれだけわかる」「飲み薬で治す白血病:APL」「凝固因子は両刃の剣―出血性疾患と血栓症」など,最新の知見もふんだんに盛り込まれている.医学生,研修医はもとより一般臨床医や血液専門医にもお薦めできる書.2色刷,口絵カラー24点.

目次

  • 血液疾患のとらえかた

    ― 目次 ―

    1.造血幹細胞とは
    2.貧血 ―貧血,されど貧血―
    3.発熱 ―感染だけが熱の原因ではない―
    4.リンパ節が教えてくれること
    5.血管,血小板,凝固因子
      ―止血の3本柱―
    6.らくらく検査
      ―末梢血からこれだけわかる―
    7.からだの防衛網
      ―白血球―
    8.再生不良性貧血
      ―原因は種の問題か畑の問題か?―
    9.材料不足で起こる貧血
      ―鉄欠乏性貧血と巨赤芽球貧血―
    10.溶血性貧血の理解
    11.無効造血
      ―働けども暮らしは楽にならず―
    12.骨髄性白血病とリンパ性白血病
      ―急性白血病の病態と診断―
    13.骨髄一掃作戦
      ―急性白血病の治療と予後―
    14.飲み薬で治す白血病:APL
    15.Care からCure へ
      ―大きく変わった慢性骨髄性白血病の予後―
    16.出血と血栓が起こる病気
      ―本態性血小板血症―
    17.こんな病気も忘れずに覚えておこう
      ―慢性リンパ性白血病―
    18.ミクロの決死圏
      ―残存白血病を追って―
    19.日本人の偉大な発見
      ―成人T細胞白血病―
    20.Hodgikin? 非Hodgikin? リンパ腫は初めに診断ありき
    21.骨折に注意! 隠れた血液疾患
      ―多発性骨髄腫―
    22.凝固因子は両刃の剣
      ―出血性疾患と血栓症―
    23.矛盾だらけのDIC
    24.がんばれ巨核球!
      ―ITPの病態と治療
    25.同種造血幹細胞移植で白血病が治る本当の理由は?
    26.ドナーがほしい
      ―同種造血幹細胞移植の現況―
    27.輸血の光と陰
      ―血液製剤の適正使用と問題点―
    28.肺にカビがついている!
      ―造血器疾患と日和見感染症―
    29.遺伝子工学の身近な恩恵
    30.他科から頼られる血液内科
    31.血液疾患の遺伝子治療
      ―夢はどこまで現実となったか―

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