月刊　眼科診療プラクティス　88　角膜内皮細胞　　最近の知見と展望

出版社： 文光堂
著者：
発行日： 2002-01-01
分野： 臨床医学：外科  >  眼科学
ISBN： 4830632984
書籍・雑誌
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7,700 円(税込)

商品紹介

角膜内皮細胞の働きに関しては，臨床的には細隙灯顕微鏡検査に加えて角膜の厚み測定，スペキュラーマイクロスコピーが加わりより詳細に検討できるがようになったが，ヒトの角膜内皮細胞はほとんど増殖能がないため，その研究は現症の観察と分析に止まっていた．しかし近年の細胞工学や再生医学の進歩により，ヒト角膜内皮細胞にもターゲットが向けられ始めている．角膜内皮細胞の最新の知見をまとめ，将来を展望した書．

目次

  • 月刊　眼科診療プラクティス 88　角膜内皮細胞 最近の知見と展望

    ―　目次　―

    総　説
    　　機能と構造-最近の知見-
    　　●角膜内皮細胞の細隙灯顕微鏡による観察
    解　説
    　I．内皮細胞の検査法とその意義
    　　１．スペキュラマイクロスコピー
    　　２．角膜厚測定
    　II．角膜内皮細胞の臨床病態
    　　１．先天疾患と加齢
    　　●水疱性角膜症の回避-Fuchs角膜内皮ジストロフィ
    　　●水疱性角膜症の回避-レーザー虹彩切開-
    　　２．後天疾患による障害
    　　●鉗子分娩によるDescemet膜，角膜内皮障害
    　　●薬物による内皮障害（向精神薬，緑内障薬）
    　　●角膜内皮ジストロフィと遺伝子解析
    　　３．コンタクトレンズとの関係
    　　４．屈折矯正手術との関係
    　　５．眼内レンズ手術との関係
    　III．角膜移植の基礎と臨床
    　　１．角膜の保存法
    　　２．全層角膜移植
    　　３．深層角膜移植
    　　４．角膜移植後免疫反応の病態と抑制
    　　●治療的角膜移植術の適応と問題点
    　IV．角膜内皮細胞の再生
    　　１．培養細胞の増殖能
    　　２．細胞培養と移植
    　　●細胞培養の手技（ヒト角膜内皮細胞培養の秘密）
    　　３．人工角膜
    　　●角膜内皮細胞とサイトカイン
    　　●角膜内皮の組織病理学的研究
    トピックス
    　　■選択的免疫反応抑制
    　　■マイクロケラトームと角膜移植
    　　■gene gunと内皮細胞
    　　■角膜内皮移植
    　　■人工角膜へのアプローチ

    総説
    　名医が語る私の診療：血管新生緑内障
    連載
    　★Self-assessment Corner：特別企画　第１４回眼科専門医認定試験より２

    ●＝ワンポイントアドバイス

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