目次
- 臨床失語症学 言語聴覚士のための理論と実践
佐藤ひとみ
―目次―
第1章 失語症臨床とは何か
1.失語症をどうみるのか
2.従来の失語症臨床の枠組みとは何か
3.失語症臨床は失語症をどうみるべきか
4.失語症臨床に必要とされるものは何か
第2章 失語症の回復についてわかっていることは何か
1.回復機序どのように理解することが可能か
2.回復に影響する要因は何か
3.言語機能はどのように回復してゆくのか
第3章 なぜ認知神経心理学的アプローチなのか
1.言語症状の評価はどうあるべきか
2.セラピーはデザインできるのか
3.認知神経心理学的アプローチをいかに利用するべきか
第4章
1.コミュニケーション能力とは何か
2.失語症臨床における会話分析とは何か
3.コミュニケ-ション能力促進の重要性
第5章 なぜ失語症者の心理-社会的側面が重視されなければならないのか
1.失語症者における心理-社会的問題とは何か
2.心理-社会的問題に対してどのような働きかけが可能なのか
3.事例における「失語症」の回復が示唆するものは何か