喀痰からの情報

出版社: メディカルレビュー社
著者:
発行日: 2001-06-01
分野: 臨床医学:内科  >  呼吸器一般
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商品紹介

痰のもつ生物学的意義、呼吸器系の生体防御機構や病態の解析における意義、診断的意義、治療法などを、極力物質レベルに置き換え、生化学的に述べた解説書。基本的な部分を詳しく説明し、最新の知識を理解しやすいように配慮。

目次

  • 喀痰からの情報
    安岡劭

    ―目次―
    第1章 本書の目的と内容
    第2章 痰(たん)の概観
    1)気道液
    2)気道液と痰の構成成分
    3)痰の物理学的性質
    4)臨床検査の対象としての痰
    第3章 痰を理解するために必要な基本的知識
    1)気道の構造
    2)生体防御機構、気道系の生体防御機構
    3)気道液(気道粘液)と粘液
    3)気道液、気道粘液、痰
    第4章 痰の検査法の種類と意義
    1)臨床診断における喀痰検査の意義
    2)痰の分析による気道の生理機能や病態の解明とその限界
    3)痰を採取する際の注意点
    4)肉眼的検査
    5)細菌検査
    6)細胞の検査
    7)痰のレオロジー的性状の検査
    第5章 痰を喀出する患者の治療
    1)痰を喀出する患者の治療方針
    2)痰を喀出している患者の薬物療法
    3)痰の治療のまとめ
    第6章 ヒト気道トリプシン様プロテアーゼ(HAT)
    1)HAT発見の背景
    2)生化学的性質
    3)HAT遺伝子
    4)組換えHAT(cDNA)のクローニングとその構造の分析
    5)呼吸器系におけるHATの局在
    6)HATの活性化機構
    7)HATの細胞機能に対する影響
    8)HATの細胞外における作用
    9)むすび

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