目次
- 産婦人科内視鏡下手術スキルアップ
― 目次 ―
第1部 腹腔鏡下手術
1 腹腔鏡下手術に用いる機器
1 腹腔鏡システム
2 手術空間作成のための機器
1 気腹法
2 吊り上げ法
3 手術用エネルギー供給機器
1 レーザー
2 電気メス
3 超音波メス
4 ベッセルシーリングシステム
4 トロカー
5 手術用鉗子類
6 子宮挙上用器具
7 手術補助機材(ディスポーザブル)
8 ちょっと便利な補助器具
9 最近新たに発売された器具
2 腹腔鏡下手術の適応
1 子宮疾患と腹腔鏡下手術
2 卵巣疾患と腹腔鏡下手術
3 卵管疾患と腹腔鏡下手術
4 子宮内膜症と腹腔鏡下手術
3 腹腔鏡の実施法
1 術前処置
2 体位
3 麻酔
4 気腹法による腹腔鏡下手術
1 クローズド法
2 オープン法
5 腹壁吊り上げ法による腹腔鏡下手術
6 術後管理
7 所見ならびに術式の記載法
4 腹腔鏡下手術における合併症の防止と対策
1 手術のための患者の精神的準備
2 手術のための患者の身体的準備
3 腹腔鏡下手術の危険性
4 合併症防止のための手術チームの重要性
5 合併症の種類と頻度
6 気腹や腹腔鏡の設置などの盲目的段階での合併症
1 気腹針による合併症
2 オープン法による合併症
3 気腹なしの第1トロカーの刺入による合併症
7 手術用トロカー(第2〜4トロカー)の刺入に伴う血管損傷
8 手術操作による合併症
1 癒着剥離術による腸管損傷
2 手術操作による血管損傷
3 炭酸ガス塞栓
4 電気メス・超音波メスによる熱損傷
5 その他
9 術後における合併症の発見法と対策
1 皮下気腫
2 腹腔内出血,皮下血腫および後腹膜下血腫
3 発熱
4 腸閉塞
5 静脈血栓症
5 腹腔鏡下手術のトレーニング
1 トレーニング総論
1 腹腔鏡下手術の教育システム(東大分類;L1〜L3)
2 L1(初級レベル)の手術手技の実際
3 L2(中級レベル)の手術手技の実際
4 L3(高級レベル)の手術手技の実際
5 術前,術中,術後のケア
6 動物モデルによる基礎的手技の実習と応用的手技の修得
2 動物(幼若豚)を用いた腹腔鏡下手術トレーニング
1 腹腔鏡および操作鉗子の挿入
2 腹腔内の観察および膀胱の処理
3 卵巣表面(小卵胞)の焼灼:多嚢胞性卵巣焼灼術
4 子宮縦切開と内膜部分除去:子宮外妊娠保存術式
5 子宮のエンドループ(またはサージタイ)による結紮切断:卵管結紮術
6 エンドカッター(またはエンドGIA)による子宮切除:卵管切除術,付属器切除術
7 対側卵巣部分切除:卵巣部分切除術,卵巣生検
8 その他の手技
6 腹腔鏡下手術
6−1 腹腔鏡下体腔外卵巣嚢腫核出術
1 手術の特徴
2 手術の適応と準備
1 手術の適応
2 準備品
3 手術手順
1 手術室の機器類・術者配置と患者体位
2 腹腔鏡操作とトロカー孔作製
3 作業手順と手術方法の選択
4 嚢腫内容液の吸引と嚢腫の体腔への誘導
5 体腔外での嚢腫壁核出と卵巣修復
6 修復卵巣の還納と再操作
7 手術を終わるにあたって
4 示指によるFinger Assistの導入
5 LAP DISC miniによる方法
6 体腔外法のポイント
7 体腔内法:嚢腫核出と卵巣摘出
8 開腹手術への変更に関して
6−2 腹腔鏡下子宮全摘術
1 術式分類
2 適応
3 方法
1 視野の確保
2 腹腔内の観察
3 子宮円索(円靱帯),付属器の切断
4 広間膜の展望および子宮動脈の処理
5 膀胱子宮腹膜の展開
6 腟壁の開放,切断
7 子宮の摘出
8 後腹膜の閉鎖
9 腟断端の閉鎖
4 問題点および今後の展開
6−3 腹腔鏡下子宮筋腫核出術
1 適応と限界
2 術式の実際
1 腹腔内の観察
2 バゾプレッシンの局注
3 子宮壁の切開
4 筋腫核の剥離・摘出
5 子宮壁切開創の縫合
6 筋腫核の細切・搬出
6−4 子宮内膜症の腹腔鏡下手術
1 治療指針