整形外科医のための小児日常診療ABC

出版社: メジカルビュー社
著者:
発行日: 2003-03-01
分野: 臨床医学:内科  >  小児科学一般
ISBN: 4758306117
書籍・雑誌
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7,150 円(税込)

商品紹介

小児を外来で診療する際,どこに注目し,どのような診察・検査を行い,どのような治療法を選択するのが適切であるかという疑問に答えているのが本書である。小児の整形外科疾患・外傷は成人のものとは異なる部分もあり,疾患により緊急性を要するものもあれば,まずは経過観察でよいものもある。また,小児の場合は保護者との関わりも診療に大きく影響を与える。本書では小児の整形外科疾患・外傷が実践的な4つの章に分けて構成されており(目次参照),豊富なイラストと写真で,小児の診療法が平易に解説されている。各疾患・外傷に関する項目は“予備知識”“ファーストチェックポイント”(視診のポイント)“触診の進め方”“検査の進め方”“治療法”という形でわかりやすく掲載されており,外来診療にすぐに役立つマニュアル本である。

目次

  • 整形外科医のための小児日常診療ABC

    ― 目次 ―

    第1章 日常診療でよくみられる症候に対する診察の進め方
     下肢痛  梅村元子
     歩き方がおかしい,下肢の形がまっすぐでない,長さが異なってみえる  梅村元子
     関節がふにゃふにゃしてやわらかい  野寄浩司
     全身の関節が硬い,足部が硬く,変形している  野寄浩司
     検診で股関節の開きが硬いといわれた  服部 義
     頚が同じ方向を向いている  服部 義
     首〜肩〜(肩甲骨)の形がおかしい  服部 義
     関節周囲が腫れている,熱感がある,動かすと痛がる  下村哲史
     骨が折れやすい  下村哲史
     けがをして運ばれてきた  伊部茂晴
     X線上,骨腫瘍らしい影がある  伊部茂晴
    第2章 緊急性を要する疾患・外傷
     長管骨骨折  野寄浩司
     骨端軟骨板損傷  金 郁吉吉
     肘周辺骨折  阿部宗昭
     化膿性関節炎,骨髄炎  高村和幸,ほか
    第3章 早期診断,早期治療開始を要する疾患・外傷
     先天性股関節脱臼  日下部虎夫
     Perthes病  亀ヶ谷真琴
     大腿骨頭すべり症  野口康男
     先天性内反足  山本晴康
     単純性股関節炎  日下部 浩
     若年性関節リウマチ(JRA)  岩田 敏
    第4章 治療を急ぐ必要はないが,基礎知識は備えておくべき疾患・外傷
     先天性側弯症  松本守雄,ほか
     特発性側弯症  瀬本喜啓
     主なスポーツ障害  齋藤知行,ほか
     斜頚(筋性斜頚を中心に)  小田 浤
     下肢変形−O脚,Blount病  佐藤雅人
     下肢変形−X脚  佐藤雅人
     下肢変形−外反扁平足  佐藤雅人
     手指の先天異常  荻野利彦
     膝内障(半月板損傷を中心に)  冨士川恭輔
     代表的良性骨腫瘍  別府保男
    第5章 小児の検査法
     単純X線撮影(オーダーの仕方)  和田郁雄
     MRI(オーダーの仕方)  和田郁雄
     超音波検査法  畠山征也

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