スキルアップのための薬歴管理サブノート

出版社: 南山堂
発行日: 2003-04-10
分野: 薬学  >  処方/薬局
ISBN: 4525776218
書籍・雑誌
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2,200 円(税込)

商品紹介

本書は薬歴簿には何が書いてあるのか,どのように書くのか,どのように活用にするのかを即実践で活かすことができるように解説しております.また在宅医療における薬歴簿の活用や近い将来,広く浸透するであろう電子薬歴についても解説いたしました.また付録には「初回お伺い票」など便利なフォーマットも掲載いたしました

目次

  • スキルアップのための薬歴管理サブノート

    ― 目次 ―

    Chapter 1 薬歴簿の中身 何が書いてあるのか?
     調剤報酬における薬歴簿
     個人データ
      1.初回お伺い票による基本事項の確認
     2.個人データの作成
     3.個人データの更新
     4.保険に関する個人の情報
     指導管理の記録
     1.処方・調剤の記録
     2.服薬指導の記録
     3.その他の記録
      4.請求・代金に関する記録
     データ活用のための工夫
     1.プロブレムの抽出

    Chapter 2 薬歴簿の書き方 どのように書くのか?
     個人データの書き方・記録の方法
     1.個人データ(基礎情報)の整理・記録の方法
       ケース1 新患の方
       Point 個人データファイルの作成
       ケース2 再来の方
      Point 個人データの更新
     患者さんへの説明,指導,相談に対しての応答
     1.POS(ピーオーエス)
     2.薬局薬剤師にPOSを当てはめてみよう!
     3.薬歴簿へのいろいろな記載方法
       1.経時的に書く方法
       2.SOAPで書く方法

    Chapter 3 薬歴簿の活用 どうやって使うのか?
     薬剤師業務の考え方と心構え
     薬歴管理と調剤
      1.処方せん鑑査と薬歴簿
       1.薬歴簿の個人データファイルから合わない薬を発見する
        ・事例1 整形外科で痛み止めが出ている患者さん
        ・事例2 前立腺肥大症の患者さん
        ・事例3 授乳婦に使用しない方がよい薬が処方されていた
       2.処方せんの転記ミスなどを発見する
        ・事例1 違う薬剤が処方されていた
        ・事例2 服用方法が異なっていた
        ・事例3 必要な薬が処方されていなかった
        ・事例4 必要のない薬が処方されていた(と思ったが・・・)
      2.薬剤調製と薬歴簿
        ・薬歴簿の記載例
      3.患者さん対応と薬歴簿
        ・薬歴簿の記載例
     薬歴管理と服薬指導
      1.服薬指導の焦点を定める
       1.使用している薬剤に焦点を合わせる方法
        ・事例1 H2ブロッカー
        ・事例2 ジギタリス製剤
        ・事例3 センノシド
        ・事例4 ハンドネブライザー
       2.患者さんの個人データに焦点を合わせる方法
        ・事例1 年齢
        ・事例2 併用薬
        ・事例3 タバコ・アルコール
        ・事例4 食事の回数/生活状況
       3.今までの経過の中から炙り出された問題に焦点を合わせる方法
        ・ケーススタディ 薬を飲み忘れる患者さん
       4.患者さんの訴えに焦点を合わせる方法
      2.適正使用のためのマネジメント
       1.患者さんの問題について対応する
        ・ケーススタディ  病識が乏しい患者さん
       2.患者さんの訴えについて対応する
        ・ケーススタディ 薬が余っていると訴える患者さん
     薬剤管理の力をつけるために
      1.自分で薬歴簿を読み直してみよう
      2.みんなでケーススタディしてみよう
     ツールとしての薬歴簿
      1.薬歴簿のスタイル
      2.薬歴簿の保管方法

    Chapter 4 在宅活動の情報と薬歴簿
     在宅患者と薬剤師
     高齢者の体と心を理解しよう
     ADLと薬について
      1.転倒と薬
      2.嚥下と薬
      3.排泄と薬
     薬剤師による在宅活動と業務の流れ
      1.在宅患者訪問薬剤管理指導料
      2.在宅業務の流れ
     薬学的管理指導計画の策定の意義
      1.薬学的管理指導計画とは
      2.薬学的管理指導計画は業務を効率的にする
     薬学的管理指導計画書の作り方
      1.個別的な薬学上の課題・問題を導き出す手順
      2.薬学的問題の種類
      3.個別情報と薬剤情報
      4.情報をどのように集めるか
      5.個別的な薬学上の課題の例
     業務の流れに沿って薬歴を書いてみよう
        ・ケーススタディ

    Chapter 5 電子媒体の薬歴簿
     ペーパーレス薬歴簿
      1. コンピュータによる薬歴管理の利点
      2. コンピュータによる薬歴管理の問題点
      3. コンピュータによる薬歴管理の実際
     情報化時代の患者さんの医療情報
      1.情報化による患者さんの利益とは?
      2.情報化による保険薬局の役割は?
      3.情報化をすすめるためには?
      4.患者さんをとりまく環境
      5.個人情報の保護とこれからの医療

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