人格の臨床精神病理学
書籍・雑誌
≪全国送料無料でお届け≫
取寄せ目安:8~14営業日
目次
―目次―
第I部 人格障害一般と多重人格/PTSD/境界例
第1章 人格障害と解離性同一性障害
第2章 人格認識自体がもたらす「障害」について
第3章 人格障害と価値判断
第4章 「人格の同一性」と「時間的自己」からの解放
―多重人格障害に対する治療姿勢―
第5章 境界例(ボーダーライン)患者の二定点観測
―20年間の変化―
〈エッセイ〉境界性人格障害 私の治療/臨死患者のケア
第II部 統合失調症
第6章 分裂病性妄想の起点における私の「同一性」から
「本物性」への変容について
―生物学的「自己」と私の「自己」意識のあいだ―
第7章 経過中に境界例状態を呈する分裂病症例
第8章 動機不明の殺人未遂事件をおこした分裂病圏患者の鑑定例
第9章 精神分裂病の初期と破瓜型分裂病における時間構造
第10章 表出症状としての分裂病性言語表現
―患者の書字表現と医師の書字記録に表出されるもの―
〈エッセイ〉精神科臨床における話し言葉の具体例
第24回日本精神病理学会印象記
第III部 精神病理学の先達たち
第11章 木村敏著作集・解説
第12章 治療とは何だろうか
―カントの批判哲学から見た中井の治療学―
第13章 安永浩著作集全4巻・書評
第14章 Jaspers, K:Allgemeine Psychopathologie・解説
第15章 Prince, M:The Dissociation of a Personality・解説
第16章 文学にみる人格障害―ドストエフスキーの作品から―