脳卒中最前線 第3版 -急性期の診断からリハビリテーションまで-

出版社: 医歯薬出版
著者:
発行日: 2003-05-20
分野: 臨床医学:外科  >  リハビリ医学
ISBN: 4263212797
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商品紹介

日常,脳卒中の臨床にかかわる人が,脳卒中患者と接しながら疑問としている点や,医療スタッフが知っておくべき重要事項を105項目にわたってとりあげ,設問に対して懇切・詳細に答える形で解説した全面改訂版. 脳卒中の急性期からリハビリテーション期までの, 各期における最新の技術,診断機器(CT,MRI,SPECT等)の普及に併せた診断知見を詳解.さらに介護保険関連の問題も含めて,QOLの向上を考慮に入れながら最新の知識・情報を提供.

目次

  • 脳卒中最前線 第3版 −急性期の診断からリハビリテーションまで−

    ―目次―

    I 脳卒中治療の流れ
     脳卒中治療の流れ 
     脳卒中にかかわる人々とその役割 
    II 脳卒中の診断と治療
     急性期に何をすべきか
      1 brain attackの急性期にどこまで治せるか 
      2 昏睡患者を診察したとき,まず何から始めればよいか 
      3 脳卒中の画像診断はどのように進めるか 
      4 意識障害のない脳卒中は軽症といえるか 
      5 急性期の全身管理はどうするか 
      6 急性期にとくに注意すべき合併症は 
      7 内科的治療はどう進めるか 
      8 脳卒中急性期に必要な手術には何があるか 
      9 急性期にしてはいけないこと 
     運動・感覚
      10 脳卒中の麻痺の特徴は 
      11 脳卒中片麻痺の評価法は 
      12 脳卒中片麻痺は回復するか 
      13 脳卒中片麻痺回復の手段と根拠は 
      14 筋トーヌスの異常とその対策 
      15 関節拘縮の予防とROM訓練 
      16 座位・立位はいつから可能か,そのときの注意は 
      17 体軸傾斜症候群―いわゆるpusher syndromeを中心として 
      18 歩行訓練はいつから進めるか 
      19 歩行分析とは 
      20 反張膝・内反尖足・槌趾などをきたさないために 
      21 内反尖足があるのだが―手術とブレースの適応 
      22 両側支柱付き装具とプラスチック装具の使い分けは
      23 内反尖足・槌趾など足の変形に対する手術は
      24 転倒の予防対策
      25 歩行をあきらめるのはどんなときか
      26 上肢訓練の目的と実際―その特異性は
      27 上肢に対する神経生理学的アプローチ
      28 上肢の協調性・巧緻性を妨げる因子は,また上肢の機能回復予後は
      29 よくみられる手の拘縮と変形
      30 利き手交換とその意義
      31 片手で日常生活ができるか―ADL訓練の実際
      32 患側上肢の回復にこだわって,片手動作訓練や利き手交換を拒否しているがどうするか
      33 失調を呈する脳卒中は――調に対するリハはどうするか
      34 脳卒中にみられる不随意運動は
      35 脳卒中にみられる感覚障害は―感覚障害に対するリハはどうするか
     意識障害
      36 意識障害とは
      37 通過症候群とは
      38 軽い意識障害の評価と対策
     高次脳機能障害・精神障害
      39 失語症と構音障害の違いは
      40 失語症はどのように検査するのか
      41 失語症患者には知能障害があるのか
      42 言語治療はどのように行うか
      43 非アルツハイマー型痴呆と失語
      44 失語症はよくなるか
      45 ほとんど言語機能を失った患者にはどのように接したらよいか
      46 communicationADL
      47 記憶障害とそのリハビリテーション
      48 眼は何ともないのに物を見誤る―失認とは
      49 左に注意が向かない,何が考えられるか―半側空間無視とその対策
      50 右片麻痺があり,左手で歯ブラシが使えない―失行症とその対策
      51 重度の左片麻痺があるのに左手足は動くという―病態失認とその対策
      52 右半球症候とは
      53 自立を妨げる精神機能障害は―感情・意欲・注意・知能・遂行機能・人格の障害
      54 脳卒中に伴ううつの特徴は
      55 脳卒中後の疲労
      56 血管性痴呆の特徴は
      57 痴呆患者に対するアプローチの工夫
     多発脳梗塞症候群
      58 多発脳梗塞症候群
      59 多発脳梗塞症候群で生じる麻痺性構音障害のしゃべり方の特徴
      60 嚥下障害の評価と対策
      61 血管性パーキンソニズムの特徴は
      62 両側片麻痺の理学療法はどうしたらよいか
     その他/眼症状
      63 眼症状が教えてくれるものは
      64 半盲の病巣と対策
      65 複視の対策
     その他/めまい
      66 めまい:神経内科の立場から
      67 めまい:神経耳科の立場から
     その他/疼痛
      68 肩の痛みとその対策は
      69 上肢痛・肩手症候群の対策は
      70 腰痛・膝痛の対策は
      71 特定不能な痛みを訴えているが,その対策は
      72 異所性骨化の予防と対策
     その他/痙攣
      73 脳卒中にみられる痙攣とその対策
     その他/排尿・排便障害
      74 急性期の尿路管理はどうするか
      75 尿失禁が続くときどうするか(慢性期の治療)―尿・便失禁対策
      76 夜間頻回に尿意を訴えるが,何が考えられるか
     その他/褥瘡
      77 褥瘡の対策と予防
     その他/性生活
      78 脳卒中患者の退院後の性生活
     その他/歯科
      79 歯科・口腔衛生の問題点
     活動(activity)と参加(participation)へのアプローチ
      80 脳卒中の職業復帰
      81 杖歩行,ADLが自立した:家庭での工夫は―生活の工夫と家屋整備
      82 歩行が完全に自立しない―どのような移動方法があるか
      83 座位がとれる―家庭に帰る準備は
     脳卒中の病態と診断:どこまでわかるか
      84 X線CTでどこまでわかるか
      85 MRでどこまでわかるか―脳血管障害のMRI,MRS
      86 脳血流測定(SPECT)でどこまでわかるか
      87 脳波・誘発電位で何がわかるか
      88 脳卒中のリスクファクターには何があるのか
     脳卒中の治療:どこまで治せるようになったか
      89 脳梗塞の治療の進歩は
      90 脳出血の治療の進歩は
      91 クモ膜下出血の治療の進歩は―脳血管内手術について
      92 脳卒中慢性期の血圧管理はどうすべきか
      93 脳卒中の再発予防はどうすべきか
      94 抗凝固療法の適応と方法―脳塞栓の一次予防を中心に
      95 抗血小板療法の適応
      96 古くて新しい治療法:温泉療法
      97 古くて新しい治療法:物理療法
      98 古くて新しい治療法:漢方・鍼
    III 脳卒中治療のゴールとその後にくるもの
      99 身体障害者手帳の申請はどうすればよいか
      100 介護保険制度について
      101 介護保険のサービスは
      102 介護保険の問題点

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