自分を見つめるカウンセリング・マインド

出版社: 医歯薬出版
著者:
発行日: 2003-06-18
分野: 医学一般  >  医学一般
ISBN: 9784263234235
書籍・雑誌
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商品紹介

医療領域をはじめとして人を対象とした専門家が,より効果的なコミュニケーションが営めるよう,それに役立つ基本的な知識とその展開を概説.対人関係における基本的な態度となる「カウンセリング・マインド」について,エクササイズを含めて解説.

目次

  • 自分を見つめるカウンセリング・マインド

    ―目次―

    I 安心感(a sense of secure)と信頼感(a sense of trust)
     1.日本社会における安心感
     2.安心感と安全感
     3.医療場面における安心感と信頼感
    II カウンセリング・マインド counseling mind
     1.カウンセリングやサイコセラピー とは
     2.技術と技能
    III 共感 empathy
     1.対人関係と共感
       1)体験していることや伝えたいことは常に意識化した明確なものではない
       2)体験していることや伝えたいことを伝える技術と態度
       3)体験していることや伝えたいことは1つではないこと,一般的なとらえかたができないこと
       4)特に表現の難しい感情や話題
       5)聴き手に必要な8要素
     2.7つの態度
       1)評価的態度 
       2)指示的態度 
       3)逃避的・回避的態度 
       4)探索的・調査的態度 
       5)支持的態度 
       6)解釈的態度 
       7)理解的態度 
     3.“わかる=理解する”こと
     4.共感の定義
       1)2者間でコンタクトがあること
       2)クライエントが何らかの課題を抱えていること
       3)聴き手は関係のなかで純粋性を維持し統合されていること
       4)無条件で積極的で肯定的な配慮をしていること
       5)クライエントの体験を共感的に理解し,それをクライエントに伝えること
       6)決して過剰にならず,最小限で共感的理解と積極的で肯定的な配慮をしながら行うこと
     5.共感の生物学的側面
     6.共感の発達
       1)発達段階
       2)間主観性(intersubjectivity)
       3)その他の要因
     7.共感と異なる概念
       1)共感と混同しやすい概念
       2)共感と反対の概念
     8.共感による効果
       1)生きていることを感じ,実存していることの体験化
       2)新しい体験の統合化の促進
       3)コミュニケーションの質の向上
       4)人にとって必要な万能感を体験し,創造力の向上・促進
       5)不完全な自分自身と他者の受容の促進
       6)現実感の体験
     9.共感の習得
    IV ノンバーバル・コミュニケーション  
     1.ノンバーバル・コミュニケーションの発達
     2.目的
       1)印象を受けたり与えたりする
       2)関係を示すメッセージを送る
       3)感情表現の1方法である
       4)自己表現の1方法である
       5)バーバル・メッセージを補佐する
       6)クライエントの行動修正などへの働きかけの1方法である
       7)習慣行為
     3.ノンバーバル・コミュニケーションの種類
       1)顔や頸部の動き
       2)目の動き〔アイコンタクト,見つめること(凝視,仰視も含む)〕
       3)上半身の動き:ジェスチャーや手の動かし方,姿勢
       4)下半身の動き:座りかたや足の動きなど
       5)パラランゲージ(口調・声の大きさ・話す速度・リズム・声の抑揚など)
       6)パーソナル・スペース
       7)沈黙
       8)タッチング
       9)その他〔外見,歩きかた(移動のしかた),時間に対するとらえかた,環境設定など〕
    V バーバル・コミュニケーション  
     1.面接場面の導入と構造化
     2.質問法(inquiry)
       1)オープンエンド・クエスチョン 
       2)クローズド・クエスチョン 
       3)構造化された質問 
       4)問いかけによる返答 
     3.感情反映 
     4.話した内容に対する受け止め 
     5.聴き手の抱く感情や考えの伝達 
     6.直面化 
     7.セルフ・ディスクロージャー 
     8.情報提供 
     9.最小限での励まし:話を続けるような促し 
     10.話を聴く姿勢や態度とそれを伝える行動とジョイニング とミラーリング 
     11.ユーモア 
     12.要約 
     13.終結 
    VI クライエントと自分自身の言動の意味を理解する:防衛機制  
     1.無意識レベルでの不安への適応
     2.種類

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