歯科心身医学

出版社: 医歯薬出版
著者:
発行日: 2003-06-18
分野: 歯科学  >  臨床歯科学
ISBN: 4263790340
書籍・雑誌
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商品紹介

歯科医師が行う心身医学とは? その臨床における領域と範囲とは? 歯科医師が行う心身医学とは何かを位置づけるとともに,身体的歯科疾患をもつ患者の心身両面と環境面における理解と対応,歯科心身症への対応,精神科や他科との連携治療を要する歯科疾患への対応,歯科医師―患者関係における医原的・心理社会的対応などを明らかにした.歯科患者を「病める人」として心身医学的に,全人的に対応するために. 日本歯科心身医学会が蓄積してきた研究と臨床の成果をコンパクトにまとめた歯科心身医学の臨床ガイドブック.最新の知見や研究成果も盛り込んで編集.

目次

  • 歯科心身医学

    ―目次―

    第1章 コミュニケーションの基本
     I.コミュニケーションの目的と技法
       1.心とコミュニケーション(communication) 
       2.コミュニケーションの本質 
       3.コミュニケーション 
     II.医療面接
       1.医療面接とその役割 
       2.主訴をよく聞き取る 
       3.患者の身体的・精神的・社会的苦痛に配慮した,問題点の抽出・整理 
       4.医療面接の基本的な態度,知識および技法 
       5.転医・紹介の仕方 
     III.インフォームドコンセント
       1.定義と必要性 
       2.適切な時期,機会,場所 
       3.説明を受ける患者の心理状態や理解度 
       4.患者の拒否的反応への適切な対応 
     IV.医事紛争
       1.医事紛争の現状 
       2.歯科医療のための法律 
       3.紛争の予防のために 
       4.まとめ 
    第2章 歯科臨床における心身医学
     I.診療室における患者の心理と行動
       1.小児 
       2.成人 
       3.高齢者 
     II.診療各科における特異性
       1.保存(歯内療法) 
       2.歯周治療 
       3.補綴 
       4.口腔外科 
       5.小児歯科 
       6.矯正歯科 
       7.歯科麻酔 
       8.開業歯科医院 
     III.心身医学の基本
       1.心身相関とは 
       2.心身症について 
       3.心理テスト 
     IV.歯科心身症の治療技法
       1.心身医学療法 
       2.心理療法 
       3.薬物療法 
       4.漢方薬 
       5.薬物療法に関する倫理 
     V.歯科心身症の臨床
       1.口腔・頭蓋・顎顔面領域の心因性の痛み 
       2.舌痛症 
       3.歯科治療恐怖症 
       4.咬合・補綴物に関する不定愁訴 
       5.顎関節症 
       6.口臭症 
       7.口腔異常感症 
       8.生活習慣病的な病態 
       9.幼児期に噛むことと心を育てることの大切さ 
       10.心療内科からみた歯科心身症 
       11.歯科心身症の病態モデル 
     VI.精神障害
       1.鑑別を要する精神障害 
       2.精神障害を有する患者への対応 

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