目次
- 食事調査のすべて−栄養疫学 第2版
―目次―
1 栄養疫学の概要
「食事と疾病」への疫学アプローチ
疫学データの解釈
要約
2 食物と栄養素
食物と栄養素
食品成分データとコンピューターシステム
食品成分データの情報源
要約
3 食事の変動について
“真の摂取量”を推定するための必要調査日数
発展途上国における場合
疫学指標に及ぼす個人内変動の影響
要約
4 24時間食事思い出し法と食物記録法
データ収集方法
24時間食事思い出し法と食物記録法の長所と短所
調査日数と調査曜日
データ収集時の誤差を少なくする方法
食物摂取データの解析
栄養素計算時における誤差の源
24時間思い出し法と食物記録法の妥当性
要約
5 食物摂取頻度調査法
原理と概念
食品リスト(Food List)
摂取頻度の回答形式
1回当たりに摂取される食品の大きさ(Portion Size)
栄養素摂取量の計算
経験的スコアの利用
質問票のデザインと配布
要約
6 食物摂取頻度調査法の再現性と妥当性
食物摂取頻度調査法の評価方法
食物摂取頻度調査法の妥当性研究のデザイン
妥当性研究のための集団の選択
妥当性研究/較正研究のデータ解析と表現方法
要約
7 遠い過去の食事の思い出し
症例対照研究における滞在的なバイアス
要約
8 代理人からの食事情報−対象者自身から食事情報が得られない場合について−
代理人からの情報の有用性
代理人からの情報の比較性
子供の代理人としての両親
9 食事摂取量を反映する生化学的指標
一般原理
研究デザイン時の留意点
分析(測定)
栄養素摂取量の尺度としての生化学的指標の妥当性
栄養素摂取量評価法の妥当性研究への生化学的指標の利用
各論(栄養素に特異的な生化学的指標)ビタミンA・カロテノイド・ビタミンE・D・K・C・ B1(チアミン)・B2(リボフラビン)・B6・フォラシン(Folacin)と葉酸・セレン・鉄・ナトリウム・カリウム・カルシウム・マグネシウム・銅・亜鉛・脂質・血清総コレステロール、LD
要約
10 身体計測値と体組成
体重と身長
相対的体組成の測定
体脂肪の分布
要約
11 総エネルギー摂取量の考え方と取り扱い方
エネルギー利用の生理学的規定因子
総エネルギー摂取量の調整
栄養素密度に代わる解析法
要約
12 測定誤差の補正
誤差のタイプ
標準偏差の補正
測定誤差の補正
交絡変数の測定誤差の補正
回帰較正法における不完全な“真”の測定値
2回の曝露情報測定と相対危険の推定
要約
13 食事データの解析と表示に関する問題
データのクリーニング:無回答と外れ値
独立変数のカテゴリー型変数または連続型変数としての表示
データのグラフ表示
食物と栄養素の検討
コホート研究における複数回食事評価の利用
多変量解析法
経験的食事スコア
サブグループの解析と相互利用
誤差の補正
栄養疫学におけるメタ・アナリシスとプールド・アナリシスの役割
要約
14 栄養モニタリングとサーベイランス
栄養モニタリング
栄養サーベイランス
栄養についての知識、態度、信念に関するモニタリングとサーベイランス
15 サーベイランスの新しい方法
研究の将来方向
食事に関するコホート研究の発展
妥当性研究
栄養疫学における症例対照研究
食事と疾病の研究における生化学的指標
介入試験における栄養疫学の役割
中間エンドポイント、発症前エンドポイントの利用
先天的遺伝因子との相互利用
要約