思春期 青年期の困難事例

出版社: 金剛出版
著者:
発行日: 2001-09-15
分野: 臨床医学:内科  >  精神医学
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4,180 円(税込)

商品紹介

自らの持ちうる限りの方法を駆使して、それでもなお面前のクライエントの苦悩を改善できないとき、治療者はどういった方策に出ればいいのだろう。本書は、そうした中でも、思春期 青年期の困難事例に焦点を絞って、システム論の立場から執筆されたものである。「リソースに乏しい」「治療施設が好きではない」「動機づけが低い」「コミュニケーションがとりづらい」「身体症状がある」……

目次

  • 思春期・青年期の困難事例
    吉川悟・村上雅彦/編

    ―目次―
    第I部 システム論からみた困難事例
    第1章 誰にとってどう困難なのか
    第2章 システムという考え方の有益性
    第II部 困難事例への対応 i:治療中の環境的な影響調整のしづらさ
    第3章 父親の不要な介入?
    第4章 面接室以外の場面の治療的活用
    第5章 入院治療の必要性をどのように考えるか?
    第III部 困難事例への対応 ii:医原病恐怖への対応という逆説
    第6章 家族の受けた医療からの仕打ち
    第7章 病院ぎらい
    第8章 対応や判断の主体者はだれ?
    第IV部 困難事例への対応 iii:直接的なコミュニケーションがないこと
    第9章 コミュニケーションが取りづらい事例について
    第10章 ある夫婦にとって本当に伝えたかったこと
    第11章 「男性恐怖」は父親の暴力による「トラウマ」なのか
    第V部 困難事例への対応 iv:生物学的な面での不可逆的要素
    第12章 身体症状をめぐっての治療目標の設定のしづらさ
    第13章 僕の人生のコントロールはだれがするのか
    第14章 システムズアプローチからみたADHD、LD
    第VI部 システム論からみた困難事例への予防的対応
    第15章 システム論からみた治療の基本的なことがらについて
    第16章 システム論からみた治療の重要部分のあれこれ
    第17章 システム論からみた予防的対応と治療展開の予測

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