目次
- 思春期・青年期の困難事例
吉川悟・村上雅彦/編
―目次―
第I部 システム論からみた困難事例
第1章 誰にとってどう困難なのか
第2章 システムという考え方の有益性
第II部 困難事例への対応 i:治療中の環境的な影響調整のしづらさ
第3章 父親の不要な介入?
第4章 面接室以外の場面の治療的活用
第5章 入院治療の必要性をどのように考えるか?
第III部 困難事例への対応 ii:医原病恐怖への対応という逆説
第6章 家族の受けた医療からの仕打ち
第7章 病院ぎらい
第8章 対応や判断の主体者はだれ?
第IV部 困難事例への対応 iii:直接的なコミュニケーションがないこと
第9章 コミュニケーションが取りづらい事例について
第10章 ある夫婦にとって本当に伝えたかったこと
第11章 「男性恐怖」は父親の暴力による「トラウマ」なのか
第V部 困難事例への対応 iv:生物学的な面での不可逆的要素
第12章 身体症状をめぐっての治療目標の設定のしづらさ
第13章 僕の人生のコントロールはだれがするのか
第14章 システムズアプローチからみたADHD、LD
第VI部 システム論からみた困難事例への予防的対応
第15章 システム論からみた治療の基本的なことがらについて
第16章 システム論からみた治療の重要部分のあれこれ
第17章 システム論からみた予防的対応と治療展開の予測