再発胃癌治療ガイドブック

出版社: 南江堂
著者:
発行日: 2004-08-01
分野: 臨床医学:一般  >  癌/腫瘍一般
ISBN: 4524239073
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8,800 円(税込)

商品紹介

治療成績は向上しているものの患者数が少なくない再発胃癌に関する基礎知識をまとめた。再発部位や病態の的確な診断法、局所療法、全身療法、全身状態に合わせた対症療法や緩和ケアなどの選択肢と、選択のための考え方を具体的に解説。再発の起こりやすいものを見分ける方法、再発をいかに早く見つけるかの検査法、見つけたものをどう治療していったらよいかを説。

目次

  • 再発胃癌治療ガイドブック

    ―目次―

    1章 わが国における胃癌診療の現状と展望
     1.胃癌の動向
     2.胃癌の手術療法
     3.胃癌に対する化学療法
     4.再発胃癌の治療戦略
     
    2章 再発胃癌の基礎
     A.再発胃癌の疫学
     B.再発胃癌の転帰
     C.再発胃癌の生物学的特性
      1.胃癌にみられる遺伝子異常
      2.血行性転移をきたしやすい胃癌の特徴
      3.腹膜播種をきたしやすい胃癌の特徴
     D.再発高危険群の検出
      1.再発危険因子
      2.リンパ節微小転移
      3.骨髄微小転移
      4.末梢血微小転移
      5.腹腔内微小転移
     
    3章 再発発見のためのフォロー
     A.フォローのクリティカルパス
     B.術後の経過観察
     C.局所治療後(内視鏡治療後)の経過観察
     D.二次発癌について
     
    4章 再発胃癌の診断
     A.腫瘍マーカー
     B.再発を疑った時の検査計画
     C.画像診断
      1.超音波検査
      2.CT検査
      3.MRI検査
      4.PET検査
      5.内視鏡検査
      6.消化管造影検査
      7.骨シンチグラフィー
     
    5章 再発胃癌の治療方針
     A.再発胃癌治療の基本的な考え方
      1.全身化学療法
      2.局所療法
      3.手術療法
      4.在宅医療
      5.緩和医療
     B.治療の流れと選択肢
      1.再発形式による治療法の選択
      2.組織型からみた治療法の選択
      3.経口摂取状態からみた治療法の選択
      4.在宅医療
     C.再発胃癌患者に対するインフォームドコンセント
      1.インフォームドコンセントを受ける根拠
      2.再発胃癌患者に対するインフォームドコンセントの要点
      3.予後
      4.その他
     
    6章 再発胃癌の治療
     A.化学療法
      1.再発胃癌に対して使える薬剤
      2.再発胃癌化学療法のエビデンスと臨床試験
       A.再発胃癌化学療法のエビデンス
       B.現在進行中の臨床試験
      3.全身化学療法
       A.全身化学療法の選択
       B.TS-1
       C.5-FU/CDDP
       D.5-FU/LV療法
       E. MTX/5-FU
       F.taxane
       G.CPT-11
      4.胃癌骨髄癌症の化学療法
      5.局所化学療法
       A.肝動注
       B.腹膜播種
      6.Tumor dormancy therapy
      7.副作用対策
     B.外科的治療
      1.肝転移
      2.肺転移
      3.局所再発ほか
      4.Palliative surgery
     C.その他の治療法
      1.免疫療法
      2.放射線治療
     
    7章 緩和医療
     A.疼痛管理
     B.在宅栄養管理
     C.精神的ケア

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