Arterial Stiffness 動脈壁の硬化と老化 No.6 2004年
商品紹介
臨床動脈波研究会の企画・編集による年2回の定期刊行物。Arterial Stiffnessすなわち動脈壁の硬化は脈波速度（Pulse Wabe Velocity ; PWV）の測定によって評価できる。このPWVは年齢に相関し、高血圧の予後を推測する因子として優れていることもわかってきた。今後、PWVが動脈硬化性疾患の予防と臨床に活用できることが期待されている。こうした内外の最新の情報を速やかに伝えることを目的とし、かつ高齢化社会を見据えて「人は動脈とともに老いる」をキーワードに本雑誌が創刊された。
目次
- Arterial Stiffness 動脈壁の硬化と老化 No.6 2004年
―目次―
巻頭言
動脈硬化の臓器特異性
海外論文
動脈壁硬化と腎機能
原著論文紹介
1．高血圧症では血中トロンボモデュリン値が動脈硬化の潜在性
進行を表す
2．動脈硬化性血管障害のマーカーならびに心血管系危険因子と
してのbaPWV
3．高齢者高血圧における各種降圧薬の動脈壁への影響
4．血圧値に関するbaPWVのノモグラム
5．中高年患者では血漿アドレノメデュリン濃度が
脈波伝播速度と密接に関係する
6．2型糖尿病の糖尿病性合併症評価にbaPWVが有用である
7．Helicobacter pylori感染者の脈波速度と心血管系リスク因子
8．足踵動脈血圧/上腕動脈血圧比（ABI）は
血液透析患者における全死亡、心血管系死亡を予測する
9．ホルモン補充療法は正常血圧閉経後女性の
動脈壁硬化を改善する
10．baPWVは糖尿病では早期腎症期からすでに上昇している
11．下肢動脈脈波速度は末梢動脈疾患を有する
2型糖尿病において低下する
12．一過性の低強度片脚運動が末梢動脈スティフネスに
及ぼす影響
13．動脈壁硬化と上下肢血圧比を同時に自動測定する
新しい機器
14．高血圧における動脈壁硬化に及ばす強化降圧療法の長期効
15．軽症糖尿病症例における高インスリン血症と
脈波伝播速度との関係
16．高血圧診療におけるbaPWV自動計測の有用性
17．2型糖尿病患者のbaPWVと症候性脳梗塞：断面調査
18．Chlamydia pneumoniae感染が若年健常男性の
動脈壁硬化に与える影響
19．2型糖尿病患者におけるピオグリタゾンの
血糖降下作用にかかわらない抗動脈硬化作用
20．インスリン抵抗性高血圧とアテローム性動脈硬化に
おけるアディポネクチンの役割
セミナー
ヒトは血管とともに老いる A man is as old as his arteries.
−脈波速度から血管の老化を診る−
パネルディスカッション
第4回臨床動脈波研究会パネルディスカッション
「診療マーカーとしてのbaPWV」
1．降圧不十分な本態性高血圧患者の動脈波伝播速度に
及ぼすスタチンの長期効果
2．動脈硬化高リスク症例におけるEthyl eicosapentateの
Arterial Stiffnessへの効果の検討：向き無作為対照研究
3．Ca拮抗薬によるPWV改善に降圧の影響はどの程度関与するか
4．formを用いた外来での患者管理
5．baPWVの治療マーカーとしての意義を確立するための
多施設共同研究（J-TOPP研究）
6．診療マーカーとしてのbaPWVの有用性の確立に向けて
プログラム
第4回臨床動脈波研究会プログラム
文献
Aterial Stiffnessに関する主要文献（6）（2003.7-12）
最近チェックした商品履歴
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