ケアのこころシリーズ(8)老年期のケア 第4版

出版社: インターメディカ
著者:
発行日: 2004-09-25
分野: 看護学  >  臨床/成人/老人
ISBN: 4899961073
電子書籍版: 2004-09-25 (4版第1刷)
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商品紹介

老年期には、心と体に若い時とは違う、さまざまな変化が現れます。疾患の現れ方、入院生活への適応などにも老年期特有の特徴が…。長い人生の歩みを経た老年期の人々に、ナースは専門家として、どういうかかわりができるのか、身近な問題として考えてみませんか?

目次

  • ケアのこころシリーズ(8)老年期のケア 第4版

    ―目次―

    PART 1 老年期の心と体
    老年期には外観も含め、さまざまな体の変化が現れます
     身体的な衰え、社会的役割の変化は、老人の心に
      さまざまな影響を与えます
     失うものの多い老年期は、実は“挑戦期”
     その人の歴史や環境により、老いへの適応はさまざまです
     老年期は“老後”ではなく、“発達の過程”
     老年期が見えてくるVISUAL DATA FILE

    PART 2 老年期の病気とケア
     老年期の病気は、症状がつかみにくいのが特徴
     悪化しやすく治りにくい老人の病気―その人に合ったケアが大切です
     病気の回復だけでなく、廃用性症候群を防ぐことがポイント
     老年期の看護が目指すのは、その人にとっての“自立”

    PART 3 ベッドサイドのケア
     入院は老人にとって、大きな環境の変化になります
     1日を心地よく過ごすために
     なごやかに、温かい雰囲気で食事のひとときを
     排泄の自立は、心の自立につながります
     失禁は、相手の心を受けとめてやさしいケアを
     清潔のケアは、老人ができない部分をさりげなく
     活動と休息のバランスをとり、生き生きとした1日を!
     事故を予防するために
      転落/転倒/誤嚥/熱傷
     検査前は、老人を混乱させないよう、ゆっくりと援助を
     検査時は、不安や苦痛をやわらげるケアを
     検査後は、慎重な観察とケアが求められます
     治療に伴う苦痛や不安をできるだけやわらげるケアを
     老人への与薬には、ナースの配慮が必要です
     入院時には、家族とのコミュニケーションを
     家族へのケアが、患者さんのスムーズな療養につながります
     退院にあたっては、家族の身になって援助を

    PART 4 痴呆老人のケア
     痴呆は、著しい記憶障害・判断障害をきたします
    “問題行動”を嘆く前に、痴呆老人の心に目を向けてみませんか?
     ●痴呆老人のサイコロジー
      傷つきやすい/不安・混乱/妄想に発展しやすい
      説得や指導をせず、痴呆老人の心をそのまま受け入れて
     ●痴呆老人とのコミュニケーション
      自尊心を傷つけない/事実だけで説得しない
      老人のペースに合わせる/老人にわかる言葉で簡潔に
      非言語的コミュニケーション
    “問題行動”には、必ず、理由や意味があります
     ●問題行動のサイコロジー
      同じことを何度も言う/攻撃的になる
      徘徊する/妄想を抱く/拒否が強い
     痴呆老人の家族は、大きな負担を抱えています
     ●痴呆老人の家族の心理過程
      不安や否定の時期/回復への期待の時期
      混乱期/あきらめの時期
      変化する時期
     在宅痴呆老人のケア――家族に気をつけてほしい観察ポイント
     家族の支援には、医療・福祉サービスが必要です
     介護を続けるには、家族の健康管理を十分に

    APPENDIX   
     老人ケアを支える福祉サービス
     高齢者総合相談センター(シルバー110番)
     老人性痴呆疾患センター

この書籍の参考文献

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本参考文献は電子書籍掲載内容を元にしております。

APPENDIX

P.108 掲載の参考文献
1) 長谷川和夫・賀集竹子編 : 老人心理へのアプローチ, 医学書院, 1975
2) 中島紀恵子ほか : 系統看護学講座 老人看護学 (専門14), 医学書院, 1993
3) メアリー A. マテソン, エレアノール S. マコーネル : 看護診断にもとづく老人看護学第1-5巻, 医学書院, 1992-1995
4) 入来正躬ほか編 : 老人を動きやすくするためのケアを考える, 垣内出版, 1983
5) 鎌田ケイ子・井上剛輔・今井幸充ほか : 新版看護学全書31 老人看護学, メヂカルフレンド社, 1992
6) 五島シズ・三宅貴夫編 : 老いて病む人への看護, 医学書院, 1994
7) 田中多聞・大津ミキ・青山和子編 : 老人看護学, 広川書店, 1993
8) 小島操子・金川克子編 : 老人看護学, 金原出版, 1991
9) 長谷川和夫監修 : その日のために…, 痴呆とケアのマニュアル, 診療新社, 1995
10) 長谷川和夫監修 : 痴ほう性老人の介護はどうすればよいか, 平凡社, 1992
11) 五島シズ・三浦規ほか : お年寄りのホームケア, 梧桐書院, 1994
12) 青葉安里 : 家族がアルツハイマー病になったとき, 日経BP出版センター, 1995
13) 井上勝也・荒木乳根子編 : 現代のエスプリ301 老いと性, 至文堂, 1992
14) 東洋編 : 現代のエスプリ333 意欲, 至文堂, 1995
15) 市川孝一編 : 現代のエスプリ341 生活意識の変容, 至文堂, 1995
16) 上野嘉夫編 : 現代のエスプリ344 知的に地域を快しむ方法, 至文堂, 1996
17) 岡本祐三ほか : 要介護認定ビジュアル解説, 厚生科学研究所, 1999, P6-7

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