在宅医療ハンドブック

出版社： 中外医学社
著者：
発行日： 2001-10-25
分野： 臨床医学：一般  >  プライマリケア
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商品紹介

本書の著者らは皆その担当の項目についての知識と経験の豊かな方々であり、それぞれの学会で活躍されているのである。それだけに、その執筆内容の信頼性は非常に高い。このように多数の医師、看護婦、社会福祉の専門家を集めて、実に綿密に編集されたこの本に敬意を表したい。この在宅医療のマニュアルが、今後の日本における在宅医療の成果を一段と高めるものと信じ、これが各方面の医療者、そして大学病院や教育病院の医療スタッフにも広く読まれることを希望するものである。（「推薦の序」より）

目次

  • 在宅医療ハンドブック
    坪井栄孝／監

    ―目　次―
    I　総論
    1.　在宅医療の動向と展望
    2.　在宅医療を支える制度
    3.　在宅医療に関連する保険制度
    4.　在宅医療の教育
    II　医療機関からみた在宅医療（各医療機関の在宅医療に果たす役割）
    A.在宅医療の担い手
    1.診療所･クリニックの役割
    2.在宅診療と診療所の役割
    3.在宅ホスピスケアの専門診療所
    4.地域医師会の取り組み
    5.訪問看護ステーションの役割
    B.入院医療から在宅医療へ
    1.地域病院1
    2.地域病院2―佐久総合病院における地域ケア活動の実践
    3.療養型病床をもつ病院における在宅医療
    4.退院支援チーム・在宅医療コーディネーターの有用性
    5.大学病院の行う在宅医療
    6.在宅ケアから入院へ
    C.在宅医療を支えるシステム
    1.地域完結型在宅医療ネットワーク
    2.在宅ホスピスケアの地域ネットワーク
    3.テレビ電話システム
    4.在宅医療支援企業
    III　手技
    1.在宅介護スコア
    2.ストーマケア
    3.在宅医療における褥瘡治療
    4.排尿障害
    5.在宅栄養法（総論）
    6.経管栄養法
    7.経皮内視鏡的胃瘻造設術の利点と問題点
    8.在宅IVH療法の長所と短所
    IV　疾患別在宅医療
    A.がん
    1.がん患者の在宅医療―総説
    2.がん患者の在宅医療―疼痛管理
    3.がん患者の在宅医療―痛み以外の症状緩和
    4.精神的支援（患者･家族）
    5.在宅ホスピスケア
    6.在宅化学療法
    B.慢性疾患
    1.糖尿病
    2.心不全の在宅医療
    3.呼吸不全の在宅医療
    4.包括的呼吸リハビリテーション―在宅患者のADL改善のために
    5.自宅での喘息死の予防
    C.神経疾患・身体障害（四肢不自由）
    1.筋ジストロフィー呼吸不全の在宅治療
    2.ALS患者の在宅ケア
    3.脊椎損傷患者の在宅ケア、退院指導
    4.脳血管障害患者の在宅医療
    5.重度意識障害患者の在宅医療における併発症とその対策
    D.高齢者
    1.高齢者の在宅医療―総論
    2.在宅高齢者の急変時（外傷を含む）の対応
    3.寝たきりの予防･改善
    4.痴呆の在宅医療
    5.痴呆性老人の在宅リハビリテーション
    E.小児(重症児）
    1.ハイリスク児の在宅医療・療育
    2.小児における在宅人工呼吸器療法の実際
    3.小児の非侵襲的換気療法の長所
    4.小児の摂食障害の治療法―小児の各種経管栄養法の手技と留意点

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