血管不全フロンティア

出版社: メディカルレビュー社
著者:
発行日: 2004-12-01
分野: 臨床医学:内科  >  血管
ISBN: 4986007794
書籍・雑誌
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商品紹介

内皮機能不全、平滑筋機能不全、代謝不全の3つの血管機能不全を「血管不全」と総称している。標準化、汎用化された血管不全の診断法はまだ確立されていない。心血管疾患のみならず、慢性関節リウマチ、喘息などの炎症性疾患の病態の評価にも、血管不全という新しい座標軸を取り入れることは治療法の可能性にもつながり、今後の血管不全学の発展が期待される。本書は血管生物学の最前線の研究から臨床の最新知見までカバーした。

目次

  • 血管不全フロンティア

    ―目次―

    序章
     血管不全の概念

    Chapter1 血管不全の病態生理
     総論
     1.血管壁の構造と発生
     2.血管内皮機能 
     3.平滑筋弛緩作用
     4.血管外膜の役割―動脈硬化とvasa vasorum
     5.血球と血管壁の相互作用
     6.血管内皮前駆細胞による血管内皮再生とスタチン

    Chapter2 血管不全と疾患
     総論
     1.虚血性心疾患
     2.高コレステロール血症と動脈硬化
     3.高血圧
     4.糖尿病
     5.肥満
     6.腎不全
     7.加齢
     8.閉経
     
    Chapter3 血管不全の診断
     総論
     1.FMD
     2.プレチスモグラフィー―血管内皮機能評価へのアプローチ
     3.経胸壁心エコー図による冠血管不全の評価
     4.MRI
     5.CT
     6.血管内超音波(IVUS)
     7.炎症マーカー 
     8.遺伝子多型
     9.新ディバイス―血管内皮機能自動測定システムの開発

    Capter4 血管不全の治療
     総論
     1.スタチン
     2.ACEI
     3.アンジオテンシン受容体拮抗薬
     4.PPARγアゴニスト
     5.糖尿病治療薬(α-GI、ナテグリニド、SU薬)
     6.エストロゲン、SERM
     7.冠動脈インターベンション(薬剤溶出性ステント)
     8.遺伝子治療 
     9.細胞移植と血管新生治療―抹消血管病から心臓病へ
    10. ナノテクノロジー―DDSにおけるその試み

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