包括歯科医療における歯内療法
| 出版社： | クインテッセンス出版 |
|---|---|
| 著者： | |
| 発行日： | 2006-06-10 |
| 分野： | 歯科学 > 臨床歯科学 |
| ISBN： | 4874179088 |
書籍・雑誌
商品紹介
わが国を代表する森克栄氏の20世紀の臨床の集大成。全7部からなる本書では、歯内療法が生活歯髄の保存、根管治療、外科的歯内治療、再植、挺出などのエンドドンティック・アドジャンクツ、医療判断学に内容が分類され、筆者および共同執筆陣が遭遇した症例を提示しながら、歯内療法の考え方と方法が述べられている。森氏の最長30年以上にもわたる長期経過観察例は同氏の診断、治療計画、術式の確かさを雄弁に語ってくれる。
目次
- 包括歯科医療における歯内療法
―目次―
第1部 歯髄を守る
第1章 歯髄の診断と処置
第2章 7（位置異常）の戦略的抜歯と8利用の診断基準
第3章 深在性う蝕を有する生活歯髄保存法
第4章 嚢胞内に根尖が入っていないと診断できたため
歯髄を守れた1例
第5章 下顎4歯にわたる根尖部透過像から減圧療法で
3歯の生活歯髄を保存
第6章 幼若脱臼歯の治療
第7章 両側下顎第2小臼歯先天欠如に対する矯正治療
第8章 緻密性骨炎（Condensing Osteitis）について
第2部 抜髄と感染根管治療（Non-surgical Endodontics）
第1章 根管治療の要諦
第2章 彎曲・副根管を見る目 シルバーポイントの時代から
第3章 上顎小臼歯の根管再治療に関する検討
第4章 矯正治療で生じた歯根吸収への対応
第5章 歯根内部吸収の実像を把握し根尖部外科処置で
対応した症例
第6章 34年経過症例として発表したが37年目に
根破折を発見した症例
第7章 外歯瘻の診断とその治療
第8章 レジンコア修復
第9章 修復材料の選択とその臨床的応用
第10章
第3部 外科的歯内療法
第1章 外科的歯内療法と非外科的歯内療法 31年経過症例
第2章 根管治療における外科的歯内療法の役割
第3章 最後臼歯の保存と長期予後の安定
第4部 エンド・ペリオの相関関係
第1章 エンド・ペリオの合併症
Part1 鑑別診断を中心にして
第2章 エンド・ペリオの合併症
Part2 症例を通した包括治療への指針
第3章 長期症例から歯根破折の臨床像を考える
第4章 歯周補綴における初期治療の重要性
第5章 歯牙移動後に歯肉歯槽粘膜形成術を行った2症例
第6章 Distal Wedge法の臨床応用
第7章 歯周補綴 治療の幅と限界
第5部 エンドドンティック・アジャンクツ／矯正的挺出
第1章 切除的歯冠長延長術か矯正的挺出か
第2章 矯正的挺出についての再検討
第3章 重度の動揺歯をブリッジ支台として保存した
27年経過症例
第4章 有髄歯の意図的挺出
第5章 上顎智歯（埋伏）を積極的挺出後ブリッジの
支台とした症例
第6部 エンドドンティック・アジャンクツ／再植・移植
第1章 外傷性脱臼歯の再植と根管治療
第2章 意図的再植
第3章 自家歯牙移植の治療に確実な予後を求めて
第4章 根未完成埋伏智歯の移植
第5章 自家歯牙移植支台歯ブリッジの臨床的価値
第6章 片側の歯周病羅患歯8|の6|部位への移植
第7章 包括的な倫理体系、倫理の実践
第7部 医療判断学
第1章 医療判断学 Bona Fide Therapyを目指して
第2章 医療判断学 症例を通して考える
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