AIの基礎と臨床

出版社: メジカルビュー社
著者:
発行日: 2006-07-20
分野: 臨床医学:内科  >  血管
ISBN: 4758301611
書籍・雑誌
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商品紹介

AI(Augmentation Index)は、心臓からの血液の駆出によって生じた駆動圧と、この駆動圧波が心血管系を伝わり反射して戻ってきた反射圧波の比率(駆動圧波に対する反射圧波の占める割合)である。比較的新しい概念であるが、従来の上腕血圧のみの計測ではわからなかった降圧薬の効果や血管状態を、より正確に把握できる。本書では、心血管系のリスク評価、薬効評価、生活習慣の改善のチェックなどに有用なAI(Augmentation Index)の概念、使い方をわかりやすく解説している。

目次

  • AIの基礎と臨床

    ―目次―

    第1章 動脈壁の機能評価:Augmentation Index測定を踏まえて 
     はじめに〜血圧値評価のパラダイムシフト
     (動脈の硬さ評価の重要性)
     動脈の構造と機能
     動脈の硬さと反射波
     動脈壁機能(動脈の硬さ)の臨床的評価法
     各動脈の硬さ評価法の臨床的意義と臨床
     応用適応性(clinical applicability)

    第2章 AIとは何か?     
     駆動圧派と反射圧派
     AIの起源
     AIの計測法
     AIの臨床応用への期待
     AI使用の注意点

    第3章 橈骨動脈AIと中心動脈AIの関係 
     橈骨動脈と中心動脈における血圧とAI
     上肢血圧測定による血管拡張薬過小評価の原因と対策
     最新の脈波計測装置の概要

    第4章 AI計測上の注意点  
     中心動脈波形、反射波、Augmentation Index
     AIに対する影響因子
     AI計測上の注意

    第5章 AIと心血管疾患危険因子  
     生活習慣とAI
     生活習慣病とAI

    第6章 AIと高血圧  
     波反射のメカニズム
     高血圧と波反射
     波反射の左室肥大への影響
     降圧効果とAI

    第7章 血行動態指標と腎臓  
     腎臓と心血管系病変との関わり
     腎臓が心血管病変に影響を与えている因子

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