病態生理に基づく臨床薬理学
商品紹介
ハーバード大学医学部の学生と教官の共同作業により作成された、画期的なテキスト。簡明なイラストを豊富に用いて、各病態のメカニズムを生化学・生理学・病態生理学に基づいて整理し、個々の薬物が標的とする分子機序を明らかにした。具体的な症例を軸に、臨床現場でのより良い薬物選択を学ぶ。モデル・コア・カリキュラムに沿った構成で、創薬や薬理ゲノム学など最先端の知識も収録。さらに薬物一覧表を各章に付加した。薬物治療戦略を決定する上で必須の基本原理を提供する。
目次
- 病態生理に基づく臨床薬理学
―目次―
第I部 薬理学の基礎
1 薬物─受容体相互作用
2 薬力学
3 薬物動態学
4 薬物代謝
第II部 神経薬理学の原理
II A 神経薬理学の基礎
5 細胞興奮性と電気化学的伝達の原理
6 神経系の生理学と薬理学の原理
IIB 自律神経系と末梢神経系の薬理学の原理
7 アセチルコリンの薬理学
8 アドレナリンの薬理学
9 局所麻酔薬の薬理学
IIC 中枢神経系の薬理学の原理
10 興奮性神経伝達と抑制性神経伝達の薬理学
11 ドパミン神経伝達の薬理学
12 気分障害の薬理学
13 中枢神経系における異常電気神経伝達の薬理学
14 全身麻酔薬の薬理学
15 鎮痛薬の薬理学
16 化学物質依存と嗜癖の薬理学
第III部 心血管系の薬理学の原理
17 心臓リズムの薬理学
18 心収縮性の薬理学
19 体液調節の薬理学
20 血管緊張の薬理学
21 止血と血栓の薬理学
22 コレステロールとリポ蛋白質代謝の薬理学
23 心血管系にかかわる薬理学総論：高血圧，虚血性心疾患，
うっ血性心不全
第IV部 内分泌の薬理学の原理
24 視床下部と下垂体の薬理学
25 甲状腺の薬理学
26 副腎皮質の薬理学
27 生殖の薬理学
28 膵内分泌の薬理学
29 骨・ミネラル代謝の薬理学
第V部 化学療法の原理
30 抗菌薬，抗癌薬の薬理学の基礎
31 ヌクレオチド合成の薬理学
32 DNA 複製と有糸分裂の薬理学
33 転写と翻訳の薬理学
34 ウイルス複製の薬理学
35 細菌細胞壁の薬理学
36 真菌感染症の薬理学
37 寄生虫症の薬理学
38 併用化学療法の原理
第VI部 炎症と免疫薬理学の原理
39 炎症と免疫系の原理
40 エイコサノイドの薬理学
41 ヒスタミンの薬理学
42 造血および免疫細胞刺激の薬理学
43 免疫抑制の薬理学
44 炎症にかかわる統合薬理学：消化性潰瘍
45 炎症にかかわる統合薬理学：喘息
46 炎症にかかわる統合薬理学：痛風
第VII部 毒物学の原理
47 毒物学の原理
第VIII部 創薬，医薬品開発，ドラッグ・デリバリーの
現代的アプローチ
48 創薬と医薬品開発
49 蛋白質製剤と遺伝子による治療
50 ドラッグ・デリバリーの機序
第IX部 薬物評価と薬理ゲノム学の基礎
51 新薬の評価と法的規制
52 薬理ゲノム学
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