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3,520 円(税込)
「未病」は今から二千年以上も前に中国で生まれた概念である。文字どおり、「未だ病にはあらず」ということで、自覚症状はないが体の中では、「血」「気」「水」のバランスに異常がある状態を指していた。未病を現代的に解釈すれば、病気としての症状は現れていないが、将来的に大きな疾病を招来する可能性のある状態と解することができる。そこで、今後の医学・医療に最も必要なコンセプトは、未病の状態を的確に診断し、それに介入することによって病気の発症を予防することである。
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