看護職者のための政策過程入門
商品紹介
看護の質は、個人の努力によって左右されるだけではなく、環境の善し悪しによって大きく変わります。そして、教育現場・臨床現場の環境に影響を及ぼすのが法令であり、政策です。本書は、看護職者が、「政策とは何か」から、「看護に関する政策」「看護職者の政策過程への参画」までを理解することができる内容構成になっており、全章を看護職者と研究者で執筆したテキストです。看護政策の課題をわかりやすく解説し、重要なトピックスとキーワードをコラムにまとめてあるので、初学者にもお勧めな一冊です。
目次
- 看護職者のための政策過程入門
―目次―
第1章 看護職者のための政策過程論
■第1章の概要
■政策過程とは
A 政策とは何か
B 政策過程とは何か
C 立法のしくみ
D 価値の配分を乗り越えて
■政治過程とは
A 説得過程と合意形成
B 政治的アクターとその役割
C 政治過程と選挙制度
D 政策を実現するために
第2章 看護職者にとって政策とは何か
■第2章の概要
■看護職者と政策
A 看護における政策の前提となるもの
B 看護における政策の重要性
C 専門職としての看護と政策
D 看護に求められる社会的責務と政策
E 看護職者が自らの未来を決めるために
■第2章のまとめ
第3章 看護に関する政策
■第3章の概要
■看護現場に影響を及ぼす法令・政策とその課題
A 保健師助産師看護師法の課題
B 診療報酬における看護職員の配置
C 病床機能分化の促進と平均在院日数の短縮
D 看護師等人材確保法と看護教育の大学化
■第3章のまとめ
第4章 看護職者の政策過程への参画
■第4章の概要
■政策過程への参画の実際
A 診療報酬における看護職員人員配置基準の見直し
B 診療報酬改定における特定の看護技術の評価
C 婦・士から師への名称改正
D 准看護師（婦）の養成停止を目指した運動
■第4章のまとめ
付 録 あなたも行動してみよう
■現場の声を聞かせてください
■あなたの考えを表明しましょう
■看護政策の動きについて学びましょう
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