精神科における予診・初診・初期治療

出版社: 星和書店
著者:
発行日: 2007-02-17
分野: 臨床医学:内科  >  精神医学
ISBN: 9784791106219
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商品紹介

外来診察用手引きとして多くの人に読まれてきた名著が、大幅に加筆訂正され復刊。 著者流の診察における配慮やコツが、具体的に平易な言葉で述べられている。「客観的」手法が優勢である今日、それに偏らず、診察で人間の全体をとらえ、治療に繋ぐ作法をわかりやすく説いてくれる類のない書。

目次

  • 精神科における予診・初診・初期治療

    ―目次―

    第1章 予診
     1.はじめに
     2.予診のもつ3つの機能
     3.予診をとるにあたっての総論的なことがら
      (1) 病人自身に先にあうか、付添者に先にあうか
      (2) 「これは予診です」
      (3) 外国語と専門用語を使用しない
      (4) 家人はえてして心因論者である
      (5) 予診は陳述者との共同作品である
      (6) 簡潔な「主訴」を冒頭に
      (7) 予診室の構造
     4.予診の際の着目点
      (1) 自発的にきたか、連れられてきたか
      (2) 年齢・性
      (3) これまでの社会的機能は
      (4) 性格について
      (5) 発症契機
      (6) 家族に関する事項
      (7) 生活史
      (8) 身体的既往歴
     5.おわりに

    第2章 初診
     1.はじめに 2.総論的なこと
      (1) 初診時にかけた時間は報われる
      (2) 起承転結をつける
      (3) 第一印象
      (4) 初診の「記録」としての意味
      (5) 開業医用の一工夫
     3.診断のためのいくつかの要点
      (1) 体因性→内因性→心因性
      (2) 精神医学的猥雑性を排す
      (3) 「神経症に心因なし」
      (4) パーソナリティの病気
      (5) 心的エネルギー論をもう少し活用しては
     4.初回面接のために
      (1) 了解力について
      (2) 2つの身体
      (3) 心的疲労という考え方
      (4) 治療意欲の乏しい人への対応
      (5) 家族との会い方
      (6) 困難ケース
      (7) サマリーをつけることなど

    第3章 初期治療
     1.はじめに
     2.小精神療法
     3.逆転移について
     4.治療中断者、転医希望者
     5.2、3カ月に一度の割でサマリーを
     6.初期治療と予後の関係

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