人類遺伝学ノート
商品紹介
ゲノム塩基配列決定後、さまざまな疾患などの形質にかかわる遺伝子の探索研究が続けられているが、それらの研究の基礎となる原理や手法、代表的な研究成果などを取上げわかりやすく解説した新しい人類遺伝学のコンパクトな専門テキスト。古典的な遺伝学や人類遺伝学の重要な概念から、統計遺伝学、ゲノム情報学などの研究者が得たデータを活用するための各理論、さらに倫理指針までを要点をとらえてわかりやすく解説。
目次
- 人類遺伝学ノート
―目次―
序 章 新しい人類遺伝学を理解するために
第1章 人類遺伝学入門
1−1 ヒトのゲノム
1−2 遺伝学の基礎
1−3 さまざまな遺伝性疾患
第2章 ゲノム変異・多型とその解析法
2−1 変異と多型
2−2 さまざまな遺伝標識
2−3 変異・多型の解析技術
第3章 統計遺伝学
3−1 遺伝子探索の統計遺伝学的方法
3−2 連鎖分析法
3−3 関連分析法
3−4 相互作用の分析法
第4章 疾患遺伝子と集団遺伝学
4−1 集団遺伝学の基礎
4−2 連鎖不平衡，ハプロタイプと疾患遺伝子の探索
4−3 人類集団の遺伝的近縁性
4−4 疾患遺伝子の歴史
第5章 ゲノム情報学
5−1 さまざまなデータベース
5−2 疾患遺伝子探索への活用
第6章 ゲノム医学の進展
6−1 ポストシークエンス時代の到来
6−2 個の医療の実現に向けて
6−3 新しい予防医学
6−4 バイオメディカルインフォマティクスの課題
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