分子生物学の軌跡
商品紹介
「われわれはついに生命の神秘を解明したぞ！」DNA二重らせん構造の発見を契機に誕生し、この半世紀で一大潮流となった分子生物学。開拓者たちは、ひらめきの瞬間に何を見たか？
目次
- 分子生物学の軌跡
―目次―
序章 ケンブリッジを訪ねて
第1章 居酒屋「イーグル」で歓喜の叫び クリックと二重らせ
第2章 水素結合模型を動かす手が，ふと止まった！
ワトソンと塩基対
第3章 酵素が謎を解く コーンバーグとDNAポリメラーゼ
第4章 生命の相補性を求めて デルブリュックとファージ
第5章 スロットマシンが生んだ偉大なアイデア
ルリアと突然変異
第6章 遺伝暗号のしくみを解く
ブレンナーとフレームシフト変異
第7章 遺伝暗号の解読競争 ニーレンバーグとコドン
第8章 ブレンダーで遺伝子の実体をつかむまで
ハーシェイと形質転換物質
第9章 細菌にもオスとメスがある
レーダーバーグ，ルウォフと形質導入
第10章 直感が生んだリプレッサー ジャコブと接合誘発
第11章 遺伝子発現機構を解明する
モノー，ジャコブとオペロン仮説
第12章 メッセンジャーRNAが発見されるまで
ブレンナー，ジャコブとmRNA
第13章 DNAとアミノ酸をつなぐもの クリックとアダプター仮説
第14章 分子行動遺伝学の誕生 ベンザーとrIIファージ
第15章 ハエが起こした遺伝学の革命 モーガンと染色体の交叉
第16章 幸運が味方した制限酵素の発見 アルバーと制限酵素
第17章 遺伝子工学の誕生 バーグとベクター
第18章 遺伝子解読の方法を手に入れる
サンガーと塩基配列決定法
第19章 遺伝子を爆発的に増幅させる マリスとPCR法
第20章 遺伝子は動く マクリントックと染色体
第21章 忘却から再発見へ メンデルと遺伝の法則
終章 行き詰まったときこそが発明のチャンス
高効率コンピテントセル作製法
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