「治らない」時代の医療者心得帳

出版社: 医学書院
著者:
発行日: 2007-08-10
分野: 医学一般  >  医学一般
ISBN: 9784260005197
書籍・雑誌
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1,540 円(税込)

商品紹介

きみに「中腰力」はあるか?タフな医療者は中腰だぜ!棚上げする度胸、矛盾に耐える知的肺活量、保留を重ねるツラの皮−−慢性疾患時代の医療者には「中腰力」が必要だ。医療崩壊と嘆く前に、目の前の患者を見殺しにしないノウハウを身に付けよ。<時間>という観点から旧来の援助論をひっくり返す内田樹氏との対談や、困った患者を一喝する「切り返しフレーズ集」も一挙掲載!

目次

  • 「治らない」時代の医療者心得帳

    ―目次―

    ◎ちょっと長いまえがき

    せめてロシアンルーレットにしておけ
     −「運のいい医者」になるには
    まっとうな懐疑−思い入れの強すぎる医療者は危険
    マンネリ医者の安定感−「毎度おなじみ……」で負けるが勝ち
    臨床の不思議−気合いで治す、こともある
    「泣く医者」ふたたび−アンタッチャブルな鬱陶しさ
    フレンチレストランの夢−「治らない」患者を前にして
    青磁に鯛焼き−もうひとつの意味が降りてくるとき
    精神科医の自尊心−結果オーライをガイドする
    こわいことは告げないでほしい−小心患者vs.厚顔医師

    カスガ先生というひと by 吉野朔実

    マゾヒスティックなダンディズム−あえて「仕事師」になってみる
    百年たったら言ってやる−困った患者、不寛容なわたし
    「患者の運」に差し戻す−不確定要素の扱い方
    急患男の「禊ぎ」−苦しみを期待してしまう人たち
    患者はなぜ嘘をつく−「七割関係」の健全さ
    医者冥利はどこにある−イケメンなヒーローか、カルトな脇役か
    趣味の効用−ミもフタもないことを言わないために
    たまにはジョーカーを引いてみろ−断り上手はからだに悪い
    救われるべきはあなた−ユニットとしてとらえることの意義
    距離とフレーム−単調さを愛でる力をつけたい
    やるときはやる!−トンデモ医療者に同情はいらない
    優しいワタシの落とし穴−コントロール願望をどう制御するか
    回り道はマイナスではない−世間知らずにならないために

    対談「中腰で待つ援助論」 vs. 内田樹

    ◎エピソードにことよせたあとがき

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