「治らない」時代の医療者心得帳
出版社: |
医学書院 |
著者: |
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発行日: |
2007-08-10 |
分野: |
医学一般
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医学一般
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ISBN: |
9784260005197 |
目次
- 「治らない」時代の医療者心得帳
―目次―
◎ちょっと長いまえがき
せめてロシアンルーレットにしておけ
−「運のいい医者」になるには
まっとうな懐疑−思い入れの強すぎる医療者は危険
マンネリ医者の安定感−「毎度おなじみ……」で負けるが勝ち
臨床の不思議−気合いで治す、こともある
「泣く医者」ふたたび−アンタッチャブルな鬱陶しさ
フレンチレストランの夢−「治らない」患者を前にして
青磁に鯛焼き−もうひとつの意味が降りてくるとき
精神科医の自尊心−結果オーライをガイドする
こわいことは告げないでほしい−小心患者vs.厚顔医師
カスガ先生というひと by 吉野朔実
マゾヒスティックなダンディズム−あえて「仕事師」になってみる
百年たったら言ってやる−困った患者、不寛容なわたし
「患者の運」に差し戻す−不確定要素の扱い方
急患男の「禊ぎ」−苦しみを期待してしまう人たち
患者はなぜ嘘をつく−「七割関係」の健全さ
医者冥利はどこにある−イケメンなヒーローか、カルトな脇役か
趣味の効用−ミもフタもないことを言わないために
たまにはジョーカーを引いてみろ−断り上手はからだに悪い
救われるべきはあなた−ユニットとしてとらえることの意義
距離とフレーム−単調さを愛でる力をつけたい
やるときはやる!−トンデモ医療者に同情はいらない
優しいワタシの落とし穴−コントロール願望をどう制御するか
回り道はマイナスではない−世間知らずにならないために
対談「中腰で待つ援助論」 vs. 内田樹
◎エピソードにことよせたあとがき