LISA増刊 体温のバイオロジー:体温はなぜ37℃なのか

出版社: MEDSi
著者:
発行日: 2005-04-06
分野: 臨床医学:外科  >  麻酔科学/ペイン
ISBN: 9784895924047
書籍・雑誌
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商品紹介

医療における重要なバイタルサインである体温について、さまざまな分野から幅広く科学的に追求する。
生理学的な話題はもちろん、体温変化を活用した治療や手術中の体温管理、さらには変温動物の話や体温計の歴史にまつわるエピソードまで、徹底解明。

目次

  • LISA増刊 体温のバイオロジー:体温はなぜ37℃なのか

    ―目次―

    第1部:体温の生理学
    1. 体温の調節と調節中枢
    2. 体温に与える明るさと衣服の影響 
    3. なぜ体温は37℃か?−恒温性をめぐって
    4. 冬眠と体温調節  
    5. 体温調節における皮膚の重要性 
    6. 体温のリズム
    7. 暖かいと眠くなるのか?眠いから体温が上がるのか?
    8. 熱産生のシステム:褐色脂肪組織の生理

    第2部:体温の異常
    9. 発熱と解熱の絶妙なバランス
    10. トウガラシ(カプサイシン)と体温
    11. 熱型から疾患を考える
    12. 熱中症の分類・機序・その対処法:
       現代人は熱中症が 多いのか?
    13. 生き残るためのHeat Shock Protein
    14. 乳幼児突然死症候群はうつ熱時の「産熱抑制」が原因
    15. 低体温児を考える 
    16. 動物園動物の体温の特徴:動物園飼育の立場から 
    17. 高齢者の低体温
    18. 偶発性低体温症

    第3部:体温変化誘導による治療
    19. 高体温療法の可能性を考える
    20. 身近な物理療法,温泉療法を考える
    21. 偶発性高体温による癌の治癒
    22. 脳低温療法の実際とピットホール
    23. 低体温麻酔の現状と問題

    第4部:手術中の体温変化
    24. 悪性高熱症と麻酔
    25. うつ熱に注意
    26. 重症熱傷であれほど低体温になる理由
    27. 手術中の低体温:起こる理由と悪い理由
    28. 術中の体温測定機器:
       適切な体温モニターが要求される時代になった
    29. 術中の体温の保持:患者には暖かく術者には涼しく

    第5部:体温計の歴史と発展
    30. 水銀体温計から電子体温計への挑戦
    31. 赤外線の話:耳式体温計はなぜ売れたか?
    32. サーモグラフィ:臨床への応用
    33. SARS対策にどうしてサーモグラフィなのか?
    34. 深部体温計:体表に装着するだけで核心温を測定

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