病棟血糖管理マニュアル 理論と実践

出版社: 金原出版
著者:
発行日: 2008-01-20
分野: 臨床医学:内科  >  糖尿病
ISBN: 9784307101400
書籍・雑誌
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3,080 円(税込)

商品紹介

急性期の血糖管理の実践には血糖管理の理論が必要である。本書は血糖管理を進めるための理論を詳しく説明し理解していただき、そのうえで亀田総合病院での臨床症例をとおして、理論をいかに実践に結びつけるかを述べたマニュアルである。読者が実践する場合に、医師指示がこれまで院内で用いられていたものと異なる場合、看護師がとまどうこともあり得るが、血糖管理はある程度理屈を知って安全に行うべきものである。安全で有効な医師指示が出せるようにこのマニュアルをご活用いただきたい。

目次

  • 病棟血糖管理マニュアル 理論と実践

    ―目次―

    I.理論編
     1.糖尿病とは
     2.血糖管理の目標
     3.病状に応じた血糖管理
     4.インスリン分泌能とインスリン抵抗性
     5.治療時インスリン投与抵抗性absolute(IRI-bs)と
       治療時インスリン投与感受性delta(ISI-delta)
     6.インスリン投与(作用)と血糖降下(結果)の関係
     7.輸液に変化のある場合の考え方
     8.ブドウ糖の注入率を変化させる方法
     9.EXCEL表の使用方法/緊急の場合
     10.シリンジポンプからインスリン注入が難しい場合
     11.Kの補充
     12.スライディングスケールは止めよう(で,どうしますか?)
     13.人工膵臓,CGMとCSII 
     練習問題

    II.実践編
    ・安全で有効な医師指示を出すために
     1.医師指示
     2.低血糖を避けるために
     3.急性期血糖管理インスリン注入アルゴリズム
        (Graphicプロトコールを使う)
    ・症例実践
     4.糖尿病性ケトアシドーシス
       (これが治療できねばプロではない)
     5.急性膵炎(多量のインスリン注入が一時的に必要)
     6.消化器外科手術(術後絶食が続く)
     7.心血管外科手術(術後の輸液は少なめ)
     8.整形外科手術(疼痛により高血糖)
       [Yale大学プロトコール使用例]
     9.整形外科手術(腎不全患者の壊疽による下肢切断)
     10.糖尿病妊娠(ブドウ糖入り輸液が急増)
     11.重症終末期の患者(急速な血糖低下)
     12.ステロイド使用の患者(血糖乱高下)
     13.教育入院
     14.体重の減量

    ◆ 資料編
     1.インスリン注入プロトコール(参考)
     2.CSII装着方法(MiniMed508)
     3.インスリン自己注射の説明(例)
     4.教育入院クリティカルパス
     5.糖尿病教室プログラム
     6.ブドウ糖・炭水化物含有量
     7.ブドウ糖とインスリンの投与法と投与量計算式 

    練習問題の答  
    略語一覧と補足説明

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