Annual Review 消化器 2008
商品紹介
近年の消化器病学の目覚しい発展による各専門領域の最先端の知識を得ることがその情報量の増加により困難になりつつあることより、消化管、肝臓、胆嚢、膵臓病学の最新情報を伝えることを目的として、1985年から刊行されてきた本書は、2006年度より編者が変更となり、これに伴い本書の構成も変わり、本年度においても引き続き消化管、肝臓、胆・膵、消化器外科の各領域における病態、診断、治療の最先端の情報を2007年に発表された論文を中心にレビューしていただくこととなっている。
目次
- Annual Review 消化器 2008
―目次―
I．消化管
1． 消化器疾患と転写因子
2． 消化管上皮の分化再生機構
3． 腸管免疫研究の最前線
-腸管の恒常性維持と炎症性腸疾患におけるその破綻-
4． 腸内細菌と治療への応用
5． 特殊光による内視鏡診断
6． 経皮内視鏡的胃瘻造設術の進歩
7． FD-Rome III以来の展開
8． H.pylori感染と消化性潰瘍update
9． 経鼻内視鏡検査の現況と今後の課題
10． 小腸内視鏡（カプセル・ダブルバルーン内視鏡）
11． NSAID起因性消化管病変
12． 消化管がん診断におけるFDG-PET
13． 消化管癌に対する化学療法の進歩
14． IBDと生物学的製剤
II．肝臓
1． B型肝炎の抗ウイルス療法
2． B型肝炎の動物モデル
3． C型肝炎のIFN（Peg-IFN）・リバビリン併用療法
4． C型肝炎の動物モデル
5． C型肝炎の増殖実験モデル
6． 劇症肝炎
7． 肝硬変の治療
8． 肝発癌予防
9． 肝癌の画像診断
10． 肝がんの局所療法
11． 肝がんに対する肝移植
12． 肝癌に対する免疫療法
13． 肥満と肝障害
14． 自己免疫性肝炎
15． Primary biliary cirrhosis（PBC）
III．胆・膵
1． 急性胆道炎診療ガイドライン: 解説と適応のポイント
2． 胆管内乳頭状（粘液産生性）腫瘍: 疾患概念，病理，病態
3． EUS（超音波内視鏡検査）による早期慢性膵炎の診断
4． IPMNと膵癌の併存
5． 膵癌の新しい化学療法:
ゲムシタビン，TS-1併用化学療法の実際と有効性
6． 膵臓癌発生進展の分子機序
IV．消化器外科
1． 逆流性食道炎の外科治療
2． 消化管GIST（転移・再発）に対する最新の治療
3． 進行大腸癌に対する腹腔鏡手術
4． HCCに対する肝移植の現況と展望
5． Stage IV膵癌に対する治療戦略
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