腫瘍外科の基本手技

現在癌治療は多くの選択肢があるが、根治治療の主たる治療法は外科手術であることはいうまでもない。本書は現在国立がんセンターで施行されている手術の基本手技をまとめた書籍である。全ての手術の向上は基本手技の習得なくしては成り立たない。癌の手術においては、播種、残存癌、術後のQOLなどの問題があり、他の手術に比してより繊細で正確な手技が求められる。本書によって先ずはしっかりと基本手技を学んでいただき、手技の向上を図っていただきたい。