新・心臓病診療プラクティス 11 高血圧を識る・個別診療に活かす

出版社: 文光堂
著者:
発行日: 2008-03-17
分野: 臨床医学:内科  >  心臓
ISBN: 9784830616907
シリーズ: 新・心臓病診療プラクティス
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商品紹介

高血圧は大半の循環器疾患の病態に関わる重要なリスク因子。現在、わが国においてはメタボリックシンドロームと糖尿病が増加してきており、高血圧管理も、もはや血圧のみを低下させればよい状況ではなく、これらのリスク因子との相互関係で考える必要がある。本書は、「わが国の時代に合った高血圧管理の意義と病態を理解し、個人の循環器疾患の予防効果を最大限あげる高血圧診療を行う」ことに役立つという集方針の下でまとめられた。

目次

  • 新・心臓病診療プラクティス 11 
    高血圧を識る・個別診療に活かす

    ―目次―

    総説
     臨床高血圧の潮流と個別治療への視点

    I.高血圧診療に必要な基礎知識
     1.血圧とは?─血圧の生理─
     2.高血圧の成因を識る
     3.わが国の心血管疾患とそのリスク因子の変遷と現状を識る
     4.メタボリックシンドロームの観点から
     5.臓器障害の成因─内皮機能との関連から─
    II.血圧レベルをどう評価するか
     1.血圧測定の原理と各種血圧計の特徴
     2.正しい血圧の測定法と評価
     3.家庭血圧を日常診療にどう生かすか
     4.24時間血圧モニタリングから得られる情報
     5.白衣高血圧はリスクになるか
     6.仮面高血圧とその臨床的意義
     7.早朝高血圧の評価と診断
     8.夜間高血圧を示す病態とは
    III.臓器障害を評価する
     1.初診時に必要な検査は
     2.さらに詳しい臓器障害のスクリーニングとして何が重要か
    IV.高血圧治療の最前線をいく
     1.国内外の高血圧治療ガイドラインの変遷
     2.治療指針をどう立てるか
     3.非薬物療法
     4.薬物療法
     5.新しい高血圧治療薬
    V.特殊な高血圧を見つけ,的確に治療する
     1.2次性高血圧を疑う
     2.腎血管性高血圧を疑う場合の検査方法
     3.高頻度にある原発性アルドステロン症候群
     4.見逃されている睡眠時無呼吸症候群
     5.肥満の背景にあるCushing症候群
     6.血圧変動が大きい褐色細胞腫
     7.薬剤惹起性高血圧とは?
     8.入院が必要な高血圧緊急症
    VI.合併症を持つ高血圧の治療
     1.糖尿病の合併で変わる高血圧治療
     2.脳血管疾患の血圧管理のポイント:急性期と慢性期
     3.変わった頸動脈狭窄合併例への対処
     4.慢性心不全と血圧管理
     5.虚血性心疾患の再発予防
     6.心房細動合併例への対処
     7.慢性腎臓病の腎および心血管リスクを下げる
     8.大動脈疾患例の血圧管理のコツ:急性期と慢性期
     9.高齢者高血圧の特徴と管理のコツ
     10.妊娠の可能性のある女性・妊婦の血圧管理
     11.小児・思春期の高血圧管理

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