目次
- テキスト 救急活動をめぐる法律問題
―目次―
総論
1-A 法律的な考え方の必要性―危機管理としての機能
1-B 危機管理という視点から認識すべき事項
2 救急業務の高度化に伴う法令の整備
3 消防法と救急救命士法
4-A 国民の権利意識の高揚とアメリカ型司法社会の予兆
4-B 法曹関係者の理解不足
5 活動記録票のもつ訴訟上の意味を自覚
6 事後検証システムの法律基礎知識
7 知っておきたい法律基礎知識
8-A 医療行為が正当化される理由
8-B 救急救命士の応急処置が正当化される理由
9-A 民事責任・刑事責任・行政処分
9-B 救急処置水準
10-A 総論的・体系的問題概説
10-B オンライン・メディカルコントロール体制下における法律
11-A 応急処置は医療行為か
11-B 絆創膏を貼ってあげる行為は医療行為か
12-A 救急業務従事者相互の法律関係
12-B 医師の具体的指示が得られない特定行為
13-A オフライン・メディカルコントロール体制
13-B メディカルコントロール協議会の法的地位
14 バイスタンダーが躊躇することなく
応急手当ができる社会の形成
15 119番通報受信時および救急隊現着時における
緊急度・重傷度判断
16-A 増え続ける救急需要と市民のマナー
16-B 救急需要対策のための救急サービスの見直し
16-C 真に必要とされる救急需要対策
各論
17-A 各論的・個別具体的問題概観 1
17-B 各論的・個別具体的問題概観 2
18-A 搬送・応急処置・救急救命処置拒否事例
18-B 患者の自己決定権と家族の同意
18-C 傷病者・患者の意思
19-A 救急隊員は拒否事例にいかに対応すべきか
19-B 応急処置拒否事例
20-A 救急救命士の薬剤投与をめぐる法律問題
20-B 気管挿管・薬剤投与等の不作為事例
21 救急業務の妨害・救急隊員に対する暴行
22 傷病者およびその家族に提供できる医療情報
23 マスコミ取材への対応
24 守秘義務と情報公開
25-A 事故後の対応
25-B 結びにかえて
26 夢そして期待