コルカバ コンフォート理論

出版社: 医学書院
著者:
発行日: 2008-11-15
分野: 看護学  >  看護教育/研究
ISBN: 9784260005654
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商品紹介

複合的かつ豊かで、尊重されるべき優れた概念である「コンフォート」を、看護実践に適用可能な中範囲理論として平易に解説。患者が望むコンフォートケアを臨床の看護師が理論を基盤としながら提供するのに役立つばかりでなく、病棟での主任看護師としての経験や大学院での研究から始まる理論開発の具体的な過程は研究者にとっても興味深いものであろう。

目次

  • コルカバ コンフォート理論

    ―目次―

    Chapter 1 コンフォート研究との出会い
     経歴
     コンフォートを図式化した当初の状況
     概念分析
     コンフォートの3つのタイプ
     経験の4つのコンテクスト
     コンフォートの分類的構造
    Chapter 2 ミッション1
     1900年代の注目すべき看護のコンフォート
     共通認識:過去の研究と理論
     洞察の要約
     1992年:看護の意識の頂点に浸透したコンフォート
    Chapter 3 コンフォートの測定
     コンフォート質問票の最初の原案作り
     コンフォートの解決すべき問題
     一般コンフォート質問票(GCQ)の予備調査
     博士論文の経過
     コンフォート研究方法の提案
     母集団のコンフォート測定
    Chapter 4 哲学的観点
     哲学的観点の階層
     ホリスティックなコンフォートの本質を得るためのエビデンス
     ホリスティックなコンフォートの数量化に関する考察
    Chapter 5 理論の探求
     博士論文の続き
     コンフォートの中範囲理論の発展
     コンフォートケアとコンフォートを与える手段
    Chapter 6 コンフォートの属性
     概念分析の本質
     概念とは何か
     WalkerとAvantによる概念分析の課題
    Chapter 7 実験
     コンフォートの概念的・操作的定義
     4つの質的研究
     前述の研究からの学び
    Chapter 8 コンフォートケアの倫理
     倫理の研究
     健康分野全体としてのコンフォートケア
     倫理的義務
     委ねられたケアの倫理的結末
     終末期のコンフォートケア
     ケアとあわれみにおける徳の倫理
     心に残る看護師
    Chapter 9 ミッションの更新
     アウトカム研究へのコンフォート理論の展開
     看護を反映するアウトカム
     標準化された看護を反映するアウトカム測定法の必要性
     疼痛とコンフォートの臨床実践ガイドライン
     看護師の生産性
     施設の統合性に有用なコンフォートケアの革新的モデル
     看護師のコンフォート
    Chapter 10 将来へのコンフォートのビジョン
     患者/家族レベルのコンフォート
     病院/施設レベルのコンフォート
     地域レベルのコンフォート
     国家レベルのコンフォート
     世界レベルのコンフォート
     将来に向けたコンフォートの働き

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