統合失調症をもつ人への援助論
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目次
- 統合失調症をもつ人への援助論
―目次―
序 章 当事者研究が開く世界―自分自身で,共に!
第一章 精神障害者の生活拠点づくりの中で―べてるから学ぶもの
はじめに
一 社会復帰とは――精神障害者との出会いから
二 地域のために
三 「悩む力」を取り戻すために
四 リハビリテーションシステムから
コミュニケーションシステムへ
おわりに
第二章 生きる苦労を取り戻す
―地域における「生きにくさ」と「生きやすさ」と
はじめに
一 過疎地から見た「生きにくさ」の構造
二 「生きづらさ」と「生きやすさ」と
三 普遍的な課題としての根本的な「生きにくさ」
おわりに
第三章 セルフヘルプ・グループの意義と専門家の役割
―「無力」と「弱さ」の力の視点から
はじめに
一 「セルフヘルプ――自助」とは
二 SST(生活技能訓練)の導入とSHG活動の活性化
三 「自助の力」を阻害しない専門家のわきまえ
四 「リスクの保障」がSHGを育む
おわりに―「共に弱くあること」からはじまるSHG
第四章 仲間の力―浦河における精神科リハビリテーション
プログラムへの当事者参加の現状と意義
はじめに
一 地域の背景と当事者の力
二 精神科リハビリテーションを支える当事者の力
三 S・A(Schizophrenics Anonymous)の設立の経過と実際
四 爆発ミーティングの試み
五 「仲間の力」と「専門家の力」
おわりに
第五章 生活の中での統合失調症の精神療法
―当事者の暮らしのツールとしてのSST(生活技能訓練)
はじめに
一 精神医療と精神療法
二 当事者の暮らしのツールとしてのSST
三 精神療法としての「当事者研究」
おわりに
第六章 心理教育をどのように実践するか
―「当事者研究」の実践と心理教育
はじめに
一 当事者研究とは
二 当事者研究の構造と展開
三 当事者研究の可能性と心理教育
おわりに
第七章 統合失調症を持つ人への行動支援―
―認知行動療法的アプローチから
第八章 地域におけるPSWの役割
―精神障害体験者の社会貢献に主眼を置いた
PSW実践の経験から
はじめに
一 浦河町における当事者の置かれた状況
二 「関係の危機」への関与という視点
三 地域の「代弁者としての役割」という視点と
それを活かす実践
四 地域社会と病院治療への影響
おわりに
第九章 精神障害リハビリテーションにおける人材育成
―浦河における「当事者スタッフ育成」の歩みと課題
はじめに
一 「当事者」論と「当事者」支援
二 当事者の生きる力を育む関係づくり
三 スタッフのストレス・マネージメントと
コミュニケーションスキルの重要性
四 当事者スタッフを育む支援のあり方
おわりに
第十章 安心して絶望できる人生―向谷地生良×清水里香
第十一章 人が暮らす,生きるということ
―ソーシャルワーカーの“わきまえ”
ソーシャルワーカーのための五つの『すすめ』,
七つの『わきまえ』