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3,300 円(税込)
高齢者では慢性疾患や,さらに複数の疾患を抱えていたりなど,薬物を服用しているケースが多い。しかし若年成人の臨床試験の結果や,使用経験をもとに,高齢者に薬物を投与していた。高齢者では薬物の代謝や排泄能の低下や,多剤併用による有害作用などが多くみられるため,高齢者に対しての指針が必要との考えから,日本老年医学会では「高齢者薬物療法ガイドライン作成のためのワーキンググループ」を立ち上げ,安全性に重点を置いた,本書を企画した。高齢社会を迎える現在,臨床医にとって必要なガイドラインである。
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